よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


材-1○ 医療機器業界からの意見聴取について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212455_00033.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第121回 8/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2. イノベーション評価の見直し
(2) 医療費削減効果による価格調整 (3/4)
【事例①】日本導入済みの事例
087 植込型脳・脊髄電気刺激装置 (7) 振戦軽減用(16極以上用)充電式
パーキンソン病等の深部刺激療法(DBS)では、両側性の症状に2本のリードを使用する。以前は、刺激装
置2個が必要であったが、改良により、リード2本を刺激装置1個に接続することで治療が可能となった。
加算要件に経済性の要素がないことから、C申請では感染リスクの低減や患者の身体的負担の低減が評価
され、15%の加算がついたが企業の希望価格を大きく下回った。

既存材料を用いたシステム
2個の刺激装置及び2本のリード

新規材料を用いたシステム
1個の刺激装置及び2本のリード

<企業の収益への影響>
既存デバイスの償還価格は294万円(2個分)で、1個
になると15%加算でも207万円であった。
製品改良のための研究開発費用を要した事等による原価
の上昇や新製品導入のための医師トレーニング費用などが
生じることを考えると、企業にとって15%の加算は十分では
ない状況であった。

25

ページ内で利用されている画像ファイルです。