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資料1_「今後のがん研究のあり方について」報告書案(暫定版) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34935.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第14回 8/30)《厚生労働省》
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などの進展などにより、シーズ開発は飛躍的な発展が見込める段階に入りつ
つある。治療薬のシーズ探索は成功率が低くリスクが大きいため、今後も有望
なシーズを見出し、それらを着実に育成するパイプラインの強化と、ヒトでの
効果検証につなげるまでの一体的な支援が重要である。
(具体的研究事項)
 社会的要請の高いいくつかのがん種について、フラッグシップとなるよ
うなプロジェクト
 個別化予防や診断、治療への展開を目指した新たな標的の探索・同定に関






する研究
がんの基礎生物学的研究と、他分野をリンクした多角的・先端的な融合型
研究によるシーズ探索
新たな免疫療法の治療標的の探索と薬剤開発に資する研究
新規モダリティの高度化や既存療法との併用効果がある新規アプローチ
を探索する研究
新規薬剤開発に向けた薬剤候補物質の探索・同定や、薬剤候補品を臨床試
験に橋渡しするための研究

(5-3)バイオバンク・データベースの整備と利活用促進
(現状・課題)
日本には、多様なバイオバンクやデータベースが存在する。新たな創薬や治
療法の開発に向けては、バイオバンクやデータベースの整備に加え、バイオバ
ンク間のネットワークの構築や、アカデミアや企業等による利活用をより一
層推進する必要がある。
(具体的研究事項)
 各種のバイオバンク・医療情報に関するデータベース等の連携及びその
利活用を推進する研究
 ゲノム・マルチオミックスデータ及び質の高い臨床情報・検体等を含む多



層的なデータベースの整備と、データを活用した新規治療開発等に資す
る研究
創薬等に資する各種細胞株や患者由来の臨床検体のバンキングの整備及
び利活用の促進に資する研究

(5-4)先端的な科学技術の活用や異分野融合
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