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特別養護老人ホームの人材確保に関する調査について (12 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r3/
出典情報 2021年度(令和3年度)特別養護老人ホームの人材確保に関する調査結果(3/7)《福祉医療機構》
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2021-015

正規職員の基準に非正規職員の基準を適用

(n=543)

非正規職員の基準に正規職員の基準を適用
待遇の差に合理的な説明を可能とすることをもって対応
未定・不明

1.1%
68.0%
0.9%

福利厚生
役職や職責に関する手当

32.7%

1.8%
0.5%

63.5%

資格保有に関する手当

72.3%
0.9%

宿直等の勤務実施に関する手当
39.0%

住宅・扶養などの福利厚生関係の手当

基本給

51.4%

64.2%

処遇改善に関する手当

賞与

26.1%

0.5%
11.3%
30.4%

44.8%
80.4%

0.9%

4.7%
15.1%

32.9%
31.5%
0.7%
21.8%

1.1%
4.5%
5.2%
15.3%
7.9%

64.4%

4.3%

また、週休 3 日制を実施している施設は 1.3%
(週休 3 日制)
① 労働時間とコストのバランス調整のため。また働
き方に柔軟性を持たせるため
① 職員の身体的・精神的負担を軽減する為
② 事業拡張予定に伴い、職員募集に繋げるため
③ 職員アンケートにより、希望があったため
④ 選択制で導入している。選択した職員は喜んでい

⑤ 短時間正社員制度として若干名が利用しており、
満足度も高いというコメントが聞こえてくる
⑥ 趣味や子育て、研修などの時間にあてられ、有休
を絡めると3連休もとれるようになり旅行など心
身ともにリフレッシュできる

であり、実施予定を含めても約 1 割程度と少数
であった。勤務間インターバル制度が普及して
いない理由と同様に、本格的な導入のためには
職員数にある程度余裕がないとシフトが組みに
くいことが背景にあるものと考えられる。
しかし、一部の施設においては勤務間インタ
ーバル制度、週休 3 日制を導入していることも
事実であり、導入経緯やその効果を聞いている
ので参考にされたい。

最後に、図表 21 のその他の回答の内容をいく

(勤務間インターバル制度)
① 夜勤明け職員の休日確保のための取組
② 補助金があったので利用して取り組んだ。元々勤務
との間を十分な時間を取るようにしていたが、勤務
表が組めない時は、なあなあになっていた。制度導
入後はルールとしてインターバルを取れるように
している
③ 社労士からの提案
④ 勤務パターンを単純化し、パターン化することがで
きるので、休暇が取りやすくなり、勤務変更も組み
やすくなった
⑤ 職員の意見として、肉体的、精神的負担が少なくな
ったとの意見が多くなった
⑥ 職員の健康に配慮して導入を行った。無理のないシ
フトを組むことで、職員の身体および精神的負担の
軽減につながっていると思われる

つか抜粋して紹介する。子連れ就業の実施や短
時間制社員制度といった柔軟な働き方を可能に
する制度の導入のほか、介護ロボットの導入に
よる負担軽減が挙げられていた。費用が発生す
る取組みもあることから、自施設の年齢構成な
どを照らし合わせ、どういったことが出来るの
かをぜひ検討していただければ幸いである。

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