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特別養護老人ホームの人材確保に関する調査について (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r3/ |
出典情報 | 2021年度(令和3年度)特別養護老人ホームの人材確保に関する調査結果(3/7)《福祉医療機構》 |
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2021-015
また、介護報酬上の地域区分別に充足状況を
介護助手の導入状況についてあわせて確認す
確認すると、比較的都市部の 1 級地から 4 級地
ると、定員規模が小さいほど導入割合は低く、
にある施設で不足していると回答したのは
定員規模が大きくなるにつれて介護助手の導入
50.6%であったが、地方部で構成されているそ
割合が上昇し、導入している介護助手の 1 施設
の他の級地にある施設では 60.3%が不足してい
当たりの人数も増えていた(図表 6)。ただし、定
ると回答があった(図表 4)。地域の労働人口な
員 10 人当たりの導入人数では定員 29 人以下が
どによって充足状況には違いがあるものと推測
最も多い 1.1 人であった。大規模施設では介護
される。
助手の業務が集約して行えるなどスケールメリ
ットを活かした配置の効率化ができているもの
(図表 4)級地別職員の充足状況
不足している
1級地〜4級地
(n=158)
5級地〜7級地
(n=441)
その他
(n=436)
とみられる。
不足していない
50.6%
(図表 6)定員規模別介護助手の導入状況
人数区分
49.4%
51.5%
29 人以下
(n=184)
30 人以上
49 人以下
(n=45)
50 人以上
79 人以下
(n=369)
80 人以上
99 人以下
(n=244)
100 人以上
(n=193)
48.5%
60.3%
39.7%
さらに、定員規模別に充足状況をみると、定
介護助手 1 施設当たり 定員 10 人当たり
導入割合 介護助手人数 介護助手人数
45.1%
2.9 人
1.1 人
53.3%
3.0 人
0.9 人
69.1%
4.2 人
0.7 人
71.7%
4.3 人
0.5 人
72.5%
6.5 人
0.6 人
員 29 人以下の施設では不足していると回答し
た割合が比較的低く、定員 80 人以上 99 人以下
1.2
の施設では 6 割以上が不足していると回答した
17.4%の施設が特養本体や、併設のショート
ステイ・老人デイなどで利用者の受入れ制限
を実施
(図表 5)
。
(図表 5)定員規模別職員の充足状況
不足している
29人以下
(n=184)
30人以上49人以下
(n=45)
51.1%
あったが、不足している施設のうち、17.4%が特
養施設本体や併設する事業所、あるいはその両
53.8%
方での利用者の受入れを制限していると回答し
た(図表 7)。現時点においては、職員が不足し
48.9%
ていたとしても時間外労働を増やすほか、業務
50人以上79人以下
(n=369)
58.3%
41.7%
80人以上99人以下
(n=244)
60.2%
39.8%
100人以上
(n=193)
半数超の施設で職員が不足していると回答が
不足していない
46.2%
職員不足による利用者の受入れ制限
の一部を委託するなどの方法で対応している施
設が多いものとみられるが、充足状況の抜本的
な改善が見込めなければ、事業の縮小・廃止を
51.8%
48.2%
検討せざるを得ない施設も出てくることが懸念
される。
Copyright ⓒ 2022Welfare And Medical Service Agency (WAM). All rights reserved.
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また、介護報酬上の地域区分別に充足状況を
介護助手の導入状況についてあわせて確認す
確認すると、比較的都市部の 1 級地から 4 級地
ると、定員規模が小さいほど導入割合は低く、
にある施設で不足していると回答したのは
定員規模が大きくなるにつれて介護助手の導入
50.6%であったが、地方部で構成されているそ
割合が上昇し、導入している介護助手の 1 施設
の他の級地にある施設では 60.3%が不足してい
当たりの人数も増えていた(図表 6)。ただし、定
ると回答があった(図表 4)。地域の労働人口な
員 10 人当たりの導入人数では定員 29 人以下が
どによって充足状況には違いがあるものと推測
最も多い 1.1 人であった。大規模施設では介護
される。
助手の業務が集約して行えるなどスケールメリ
ットを活かした配置の効率化ができているもの
(図表 4)級地別職員の充足状況
不足している
1級地〜4級地
(n=158)
5級地〜7級地
(n=441)
その他
(n=436)
とみられる。
不足していない
50.6%
(図表 6)定員規模別介護助手の導入状況
人数区分
49.4%
51.5%
29 人以下
(n=184)
30 人以上
49 人以下
(n=45)
50 人以上
79 人以下
(n=369)
80 人以上
99 人以下
(n=244)
100 人以上
(n=193)
48.5%
60.3%
39.7%
さらに、定員規模別に充足状況をみると、定
介護助手 1 施設当たり 定員 10 人当たり
導入割合 介護助手人数 介護助手人数
45.1%
2.9 人
1.1 人
53.3%
3.0 人
0.9 人
69.1%
4.2 人
0.7 人
71.7%
4.3 人
0.5 人
72.5%
6.5 人
0.6 人
員 29 人以下の施設では不足していると回答し
た割合が比較的低く、定員 80 人以上 99 人以下
1.2
の施設では 6 割以上が不足していると回答した
17.4%の施設が特養本体や、併設のショート
ステイ・老人デイなどで利用者の受入れ制限
を実施
(図表 5)
。
(図表 5)定員規模別職員の充足状況
不足している
29人以下
(n=184)
30人以上49人以下
(n=45)
51.1%
あったが、不足している施設のうち、17.4%が特
養施設本体や併設する事業所、あるいはその両
53.8%
方での利用者の受入れを制限していると回答し
た(図表 7)。現時点においては、職員が不足し
48.9%
ていたとしても時間外労働を増やすほか、業務
50人以上79人以下
(n=369)
58.3%
41.7%
80人以上99人以下
(n=244)
60.2%
39.8%
100人以上
(n=193)
半数超の施設で職員が不足していると回答が
不足していない
46.2%
職員不足による利用者の受入れ制限
の一部を委託するなどの方法で対応している施
設が多いものとみられるが、充足状況の抜本的
な改善が見込めなければ、事業の縮小・廃止を
51.8%
48.2%
検討せざるを得ない施設も出てくることが懸念
される。
Copyright ⓒ 2022Welfare And Medical Service Agency (WAM). All rights reserved.
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