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特別養護老人ホームの人材確保に関する調査について (13 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r3/
出典情報 2021年度(令和3年度)特別養護老人ホームの人材確保に関する調査結果(3/7)《福祉医療機構》
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2021-015

おわりに
介護人材不足は続いているものの、コロナに

(柔軟な働き方に関すること)
① 子連れ就業の実施
② その方にあった勤務時間勤務内容、駐車場の確保
③ 2 交代及び3交代制の選択(夜勤時の拘束時間)
④ 週 5 日の 8 時間勤務で変則勤務や勤務日を固定した
ほか、異動もしない正職員の類型を創設
⑤ 夜勤専属社員の配置
⑥ 短時間正社員(7H×5 日,6H×5 日)
⑦ 多様な働き方(シフト限定、時間限定、職務限定正
職員制度の導入)

よる他業界の求人の減少の影響もあってか、
2020 年度調査に比べれば改善傾向がみられた。
さらに、介護助手や外国人人材の活用、ICT 機
器による職員の負担軽減などに取組んでいる施
設も相当数あるなど、各施設が勤務環境の改善
を推し進めているものと推察される。
また、人材確保については、2019 年度調査で

(ICT 以外の設備、機器に関すること)
① 感染症対策設備の導入、災害対策自家発電設備の導
入、防犯対策設備の導入
② 掃除ロボットの活用
③ 介護ロボットの導入
④ 加湿器の設置、消毒機器の充実など
⑤ 適正な排泄具の使用等による排泄介助の回数の削


は 56.4%の施設が実施していた合同説明会の参
加が、今回調査では 37.2%にとどまっていた。
コロナ禍前において採用に効果的であった採用
媒体・経路が有効に活用できない状況がみられ
るため、Web の活用など新しい経路・媒体の導
入が必要となっている。採用活動の取組みに関

(その他の勤務環境改善)
① ハラスメントを周知することで働きやすい職場に
なると考えている
② ノー残業デーの実施・業務改善委員会を設置し業務
内容の見直しを行い、働きやすい職場環境づくりに
取組んでいる
③ 職員対象の季節イベント・コミニュケーション深化
を企図とする面談
④ 働き方改革研究会の設置、職員アンケートによる職
場環境の把握
⑤ 育児短時間勤務の要件緩和、短時間勤務職員の導入

する自由記述を含めた本調査の詳細については、
別途公開していることから参考にしていただき
たい2。
最後になったが、通常業務のほかコロナ対応
など業務が忙しい状況のなかで、本調査にご協
力いただいた施設の皆様に御礼申し上げたい。
本調査が少しでも施設の皆様のお役に立てれば
と願っている。

【免責事項】



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※ 本資料における見解に関する部分については、著者の個人的所見であり、独立行政法人福祉医療機構の見
解ではありません

≪本件に関するお問合せ≫
独立行政法人福祉医療機構

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経営サポートセンター

リサーチグループ

TEL:03-3438-9932

2021 年度特別養護老人ホームの人材確保に関する調査結果
https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/220307_No015_detail.pdf
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