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参考資料1-2_長時間労働医師に対する面接指導_クイックガイド (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35532.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第18回 10/12)《厚生労働省》
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業務内容、時間外・休日労働、深夜勤務の頻度・時間、勤務間インターバ
ルの確保状況、代償休息付与状況等
実際の働き方の様子(働き方の見通し、懸念、希望等)を確認することが
望ましい
睡眠負債の状況の確認
睡眠時間や日中の眠気等から睡眠負債の程度を確認(0(低)~3(高)
で評価)(巻末参考1を参照)
睡眠負債の状況を評価する質問紙の項目等を参考に睡眠負債の状況を確認
なお、米国睡眠医学会と睡眠研究学会の共同コンセンサス・ステートメン
トでは7~9時間の睡眠が推奨されている
疲労の蓄積の状況の確認
「労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト」の結果や面接指導時の様
子を踏まえ、疲労の程度、業務や日常生活への影響の有無等を確認するこ
とで疲労の蓄積の状況を評価(巻末参考2を参照)
その他の心身の状況の確認
うつ症状と心血管疾患のリスクに留意して、心身の健康状況や生活状況等
を確認(うつ症状に関しては、労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリス
トの項目番号4・5・7・10・11・12・13・14 を参考にする)
医師の業務や働き方はバーンアウト(燃え尽き)の高リスクであることを
踏まえ、ワーク・エンゲイジメント(熱意・没頭・活力)とバーンアウト
(燃え尽き)の相違を念頭に置きつつ評価を行う
ワーク・エンゲイジメント
活動水準が高く仕事への態度・認知が肯定的である
仕事に対する(内発的な)動機づけがある(Schaufeli et al., 2002)
職務満足
「自分の仕事を評価してみた結果として生じる、ポジティブな情動状
態」(Locke ,1976)
仕事に没頭している訳ではないため、「活動水準」が低い
ワーカホリズム
「過度に一生懸命に強迫的に働く傾向」(Schaufeli, Shimazu, &
Taris, 2009)
活動水準は高いものの仕事への態度が否定的である
「仕事から離れた時の罪悪感や不安を回避するために仕事をせざるをえ
ない」「I have to work」
バーンアウト
疲弊し仕事への熱意が低下している
活動水準が低く仕事への態度・認知が否定的である
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