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総ー2○入院(その4)について (89 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00225.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第566回 11/22)《厚生労働省》
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課題③
(障害者施設等入院基本料等について)
• 障害者施設等入院基本料については「個別の病態変動が大きく、その変動に対し高額な薬剤や高度な処置が必要とな
るような患者」を対象としており、一方、特殊疾患病棟入院料については「処置内容や病態の変動はそれほど大きくない
が、医療の必要性は高い患者」を対象としている。
• 平成28年度診療報酬改定において、脳卒中の後遺症による重度の意識障害者については、患者の状態が医療区分の
1、2に相当する場合は療養病棟入院基本料の評価体系を踏まえた評価とする見直しを行った。
• 令和4年度診療報酬改定において、重度の意識障害を有さない脳卒中の患者について、患者の状態が医療区分の1、
2に相当する場合は療養病棟入院基本料の評価体系を踏まえた評価とする見直しを行った。
• 障害者施設等7:1入院基本料における脳卒中患者以外に係る算定回数は99.8%であったが、10:1入院基本料等の算
定回数のうち98.3%が脳卒中患者以外であった。また、特殊疾患入院管理料の算定回数のうち90.1%、特殊疾患病棟入
院料1の算定回数のうち86.1%が脳卒中患者以外であった。
• 障害者施設等・特殊疾患病棟の患者の対象疾患等への該当状況は、障害者施設等入院基本料・特殊疾患病棟入院料
においては重度の肢体不自由児・者が最も多かった。
• 施設基準に定める該当患者の基準を満たさない病棟の割合は、障害者施設等入院基本料2~4では12.6%であった。
• 障害者施設等入院基本料2~4を算定する病棟における患者の主たる傷病名について、施設基準の該当患者割合が7
割以上の病棟における傷病名は脳性麻痺が23.9%と最多であり、該当患者割合が7割未満の病棟における傷病名は慢
性腎不全が16.3%と最多であった。
• 透析患者に対する障害者施設等入院基本料等の入院料毎の診療費の内訳は、療養病棟入院基本料より、障害者施設
等入院基本料の方が診療費が高かった。

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