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【資料1】認知症への対応力強化 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36519.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第232回 11/27)《厚生労働省》
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認知症の行動・心理症状(BPSD)の予防・軽減に係る調査研究①
〇 全国の施設・事業所を利用する認知症の人を対象に、「BPSDの客観的評価」、「全人的アセスメント」「PlanDo-Check-Act(PDCA)サイクルで繰り返すチームアプローチ」の3つの要素に準じたケアを行う介入群と通常ケアを
行う対照群で変化を比較。
〇 比較には、25項目のBPSDの状態を数値化したBPSD25Q( Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia
Questionnaire 25 items version )および認知症高齢者の健康関連QOLを評価するShort QOL-D( The short version of QOL
questionnaire for Dementia )を用いた。
○ BPSD25Qについては、介入群において得点が介入前後で有意に低下し、 Short QOL-Dについては、介入群におい
て得点の変化量が有意に高かった。
BPSD25Qの介入前後における得点の変化

Short QOL-Dの介入前後における得点の変化

対照群
介入群
対照群

介入群

介入群は、BPSD25Q得点の変
化量が介入前後で有意に大き
く低下。

介入群は、short QOL-D得点
の変化量が介入前後で有意に
増加。

出典:令和3、4年度老人保健健康増進等事業「BPSDの予防・軽減等を目的とした認知症ケアモデルの普及促進に関する調査研究」
(社会福祉法人浴風会認知症介護研究・研修東京センター)※令和5年度においても引き続き調査を実施

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