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【参考資料1-2】医療部会(11月29日)各委員の発言要旨 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36794.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第172回 12/9)《厚生労働省》
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方などを含め、そうした視点も忘れてはならないと考える。


今、非常に高齢者の急性期医療の中で複雑系と言われるような患者さんが増えていて、
急性期から次に受け入れてくれるところがなかなか見つからないといった御相談が届く。
特に急性期の次の段階で、複雑系と言われるような患者さんであっても、しっかり受け
入れられるような、そういう医療機関の確保ということが、これから高齢者がますます
増えていく中で必要になってくるので、そういった質の確保と連携ということに力を入
れていただきたい。



精神科の場合は、短期入院になって退院していくのだけれども、なかなかうまく社会
に適応できなくて、また、急性増悪して入院に来るという患者がかなりいるわけで、そ
ういう患者さんに対応するための精神科地域包括ケア病棟というのを、今回の診療報酬
で提案している。



リハ、栄養、口腔の連携推進や、かかりつけ歯科医の機能や、視点3の口腔疾患の重
症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配慮した歯科医療の推進について
は、資料に記載のとおり、確実に進めていただきたいと考えている。



入院医療については、医療機能や患者の状態像に応じた評価による機能分化を更に進
めていくことが必要。



外来医療についても、機能分化と連携強化が重要であり、そのためにもかかりつけ医
機能を現行の体制評価から実績評価へ転換を進めることが必要である。

(安心・安全で質の高い医療の推進)


食材だけではなくて、水道・光熱費、診療材料も大幅に高騰しているので、食材だけ
強調することではなくて、全てが高騰しているということを御考慮いただきたい。



ACP は、医療者が取り組むだけでは内容を伴った ACP にならないため、国民がその
必要性や、どういったことを自分たちが考えないといけないのかという理解と納得が不
可欠であり、こうしたことも含めて充実をしていく必要がある。ACP のガイドライン
は、医療者が何をするかというところに視点が置かれてしまうが、しっかりと患者に対
して情報提供するということを踏まえるような項目にしていただきたい。



周産期医療について、分娩数に合わせてきちんと安心して分娩を受ける体制をつくっ
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