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【参考資料1-2】医療部会(11月29日)各委員の発言要旨 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36794.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第172回 12/9)《厚生労働省》
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ても、特にメディカルスタッフの方々の募集がままならないという状況もよく見聞きし
ているので、人がいなくなると医療機関としては機能しない、存続できないということ
になるので、そういう意味においては、重点課題にしていただいたということは非常に
適切と思っている。

(現下の雇用情勢を踏まえた人材確保・働き方改革等の推進)


人材確保・働き方改革等の推進については、まさしく重点課題であり、今回の改定で
着実な前進を図るべき。持続可能な医療提供体制の構築に向けて、看護職員をはじめ、
医療従事者全体の賃金労働条件の改善が必要である。労働環境の改善に向けては、業務
負担の軽減と効率化に資する ICT など、医療 DX の活用促進も重要と考える。



現在、この診療報酬の全体のパイを変えずに、中の配分の見直しとか効率化というこ
とでは全く立ちいかなくなっている。既に人材の流出が医療界、介護界は始まっている。
大きな病院だけではなくて、本当に小さな診療所でも、募集しても全く応募がない、そ
のために診療を制限せざるを得ないことが既に起きている。今回しっかりとした全体の
パイの拡張は必須だと思っている。



大きくクローズアップしていただきたいのは、医師の働き方改革。2024 年の4月か
らということになるので、特に救急車をたくさん応需している病院では宿日直許可が取
れないので、全部勤務になる。医師の数を増やさないと対応できないので、医師を増や
して対応していることをきちんと診療報酬で対応しないと、医師が疲弊してしまう。も
う少し追加で医師の働き方改革に対することを記載していただきたい。



具体的な方向性の最初の○の医療従事者の人材確保や賃上げに向けた取組のところの
1つ目の黒ポツはもう少し強めの記載をしていただければ、さらにありがたい。



特に今、看護士の確保が非常に困難になってきている。医療従事者がきちんと病院で
働くための賃上げをしていかないと、病院の機能を維持することは非常に難しい。同様
に、病院薬剤師や看護補助者など非常に確保が困難になってきているので、給料が他職
種より安いということになると確保が困難だということで、ここもぜひ記載しておいて
いただきたい。



来年から働き方改革が始まるが、大学病院の勤務医師というのは給料が安い。そうい
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