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【参考資料1-2】医療部会(11月29日)各委員の発言要旨 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36794.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第172回 12/9)《厚生労働省》
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たいということを要望するとともに、一番最後の○にあるように、多様な働き方を踏ま
えた評価の拡充も今後期待したい。


多様な働き方を踏まえた評価の拡充という項目は、働き方改革の趣旨に沿った適切な
対応と思う。平成 29 年に出された働き方改革実行計画では、柔軟な働き方がしやすい
環境整備、子育てや介護等と仕事の両立、障害者の方の就労など、様々な立場の方がそ
の能力を生かした就労支援によって活躍を目指すということが挙げられている。特に医
療の世界は女性の割合が特に高く、育児や介護などライフイベントで離職、転職するケ
ースも少なからずあり、これが人材不足の大きな原因ともなっている。この多様な働き
方を踏まえた評価の拡充によって、時間に制約のある方が能力を生かして働いていただ
くような具体的な取組が今後進むことを期待したい。ただ、その際には、働くのが難し
い方への就労支援のみならず、当直や夜勤など比較的負担の大きい業務を引き受ける側
の負担が増え過ぎないよう、サポートする側にもきちんと配慮した取組を評価すること
も含めた検討を進めていただきたい。

(ポスト 2025 を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進や医療 DX を含めた医療機
能の分化・強化、連携の推進)


DX の連携強化ということがかなり盛り込まれている。これはこれまでの報酬改定で
も非常に多くの項目で加算等がなされているが、実態としてなかなか進まないというよ
うな感触ではあるので、ぜひ今回の報酬改定においてこれを大きく前に進めていただき
たい。



外来の化学療法、抗がん剤は非常に専門化し、高度になってきている。高額な薬剤を
扱うが、副作用も非常にいろいろ多岐にわたるということで、マネジメントが大変にな
ってきている。薬剤の値段は非常に高いが、これを治療する病院の方では、病院に残る
ものがほとんどないということで、もう少し評価をきちんと上げていただけないか。ま
すます複雑で専門的になる外来化学療法についての評価をお願いしたい。



今回の改定は医療、介護、福祉サービスの同時改定であり、リハ、栄養、口腔の一体
的推進には非常に期待をしている。「ADL の低下の防止等を効果的に行うため、早期か
らの取組の評価や切れ目のない多職種による取組を推進」と記載をされているが、口腔
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