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【参考資料1-2】医療部会(11月29日)各委員の発言要旨 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36794.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第172回 12/9)《厚生労働省》
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原則である思う。入口ではなくて出口戦略ということで、救急医療をやった後でいかに
診断をして、その上でどういったところでペイシェントフローマネジメントを回してい
くのかといったことが重要であるということを強調すべきと思う。


重点的な対応が求められる分野として周産期医療ということを挙げている。最近、ハ
イリスク分娩が多くなっているということで、近隣で大出血が起きたので、緊急で搬送
されて、帝王切開で 20 分で赤ちゃんを出さなくてはいけない、というような例が結構
増えている。こういう緊急事態に十分対応できる対策を取ることも必要なので、集約化
も必要で、地域の基幹になるような病院に対して診療報酬できちんと対策を考えていた
だきたい。これは少子化対策ということで、非常に重要な課題ではないか。



小児についても、コロナ以降いろいろな感染症が増えており、地域の安全を守るため
の最後の砦ということに病院はなるので、ここもぜひ評価をお願いしたい。



小児と周産期医療について、少子化がかなり急速に進んでいる。対象人口が急速に減
ってきており、経営面では大変厳しいところに追い込まれている。施設や診療科の存在
自体が危うくなって、閉鎖に追い込まれているところも出つつある。少子化対策に逆行
するので、きちんと地域の状況をモニタリングしつつ、報酬においても適切に配慮して
いただきたい。



周産期医療については、安心・安全の確保に向けて医療機関の連携強化、ハイリスク
の周産期医療を担う医療機関の集約化・重点化を図ることが重要である。また、メンタ
ルヘルスの不調など、複合的な課題を抱える妊産婦への支援の充実を図ることも必要と
考える。



病院薬剤師のことが記載されているが、これは喫緊の課題で、病院の薬剤師が足りな
いことは非常に医療安全上懸念があり、特に救急と手術前後の薬剤師の役割は非常に大
きいと思っているので、診療報酬で対応していただきたい。

(効率化・適正化を通じた医療保険制度の安定性・持続可能性の向上)


今後、人口減少、現役世代の減少は担い手不足ということにも直結するので、サービ
スの提供体制に大きな影響を与えると思う。ぜひ各分野での業務の効率化・適正化を一
層進めていただきたい。
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