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資料1 医道審議会医師分科会医師臨床研修部会報告書(案)ー医師臨床研修制度の見直しについてー (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38268.html
出典情報 医道審議会 医師分科会 医師臨床研修部会(令和5年度第6回 3/8)《厚生労働省》
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○一方で、第三者評価を受審する病院は、金銭的コスト15及び人的コストを負担
しなければならないことに留意する必要がある。特に、人的コストについては、
病院内の様々な職種の職員による受審準備の過程自体が、研修の質の維持・向
上を図る上で有益であるものの、当該病院の規模等によっては過重な負担と
なり得ることが指摘されている。このため、現段階において、第三者評価の受
審を全ての基幹型病院に義務付けることは困難であると考える。
○このため、引き続き、第三者評価の受審については、基幹型病院の判断に委ね
ることとするものの、より一層の受審促進を図る観点から、厚生労働省におい
ては、当面、基幹型病院の半数程度が受審することを目標として、例えば、以
下のような方策を講じることが適当であると考える。
・臨床研修省令において、第三者評価の受審及び受審結果の公表を努力義務と
して規定すること。
・医師臨床研修費補助事業16により、第三者評価を受審し、受審結果を公表す
る基幹型病院に対してインセンティブを付与すること。
・各都道府県が、基幹型病院に募集定員を配分する際に、第三者評価の受審状
況を考慮するものとすること。
○併せて、JCEP においては、評価の質の向上及び受審する病院の負担軽減を図
る観点から、受審した病院からの意見を踏まえつつ、以下の点を含め、評価方
法等について検討することを期待したい。
・訪問調査を行うサーベイヤーの質及び人員の充実方策
・4年間としている認定期間の在り方
・各病院の規模や所在する地域等の差異を踏まえた評価基準の在り方

15

JCEP の非会員病院の受審料は 55 万円。

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令和6(2024)年度予算案額は 111 億円。
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