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先端的バイオ創薬等基盤技術開発事業の事後評価結果(案) (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.lifescience.mext.go.jp/2024/02/112060221.html |
出典情報 | 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 ライフサイエンス委員会 (第112回 2/16)《文部科学省》 |
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先端的バイオ創薬等基盤技術開発事業の概要
1. 課題実施期間及び評価実施時期
令和元年度~令和5年度。中間評価 令和4年3月、事後評価 令和6年3月
2. 研究開発目的・概要
世界最先端医療のひとつであり、世界市場が約 2301 億ドルに達するバイオ医薬品は、世界の医
薬品売上げ上位 100 品目のうち 45 品目を占めているが、そのうち日本発は2品目である(中尾朗
(2021)
「世界売上高上位医薬品の創出企業の国籍:2020 年の動向」図2・図6、
『政策研ニュース』
64、80-82 ページ。2021 IQVIA. IQVIA World Review Analyst, Data Period 2020 をもとに医薬産
業政策研究所が作成。
)
。先端的医薬品等開発における我が国の国際競争力を確保するためには、ア
カデミアの優れた技術シーズを用いて革新的な基盤技術を開発し、企業における創薬につなげてい
くことが必要である。
サイエンスに立脚したバイオ創薬技術及び遺伝子治療に係る基盤技術開発や、
要素技術の組合せ、最適化による技術パッケージを確立し、企業導出を目指す。
3. 研究開発の必要性等(令和3年度実施の中間評価概要)
<必要性> 抗体医薬に代表されるバイオ医薬品が世界最先端の医療の一つとなっており、開発品
目も増加傾向にある。我が国の国際競争力を確保するためには、アカデミアにおいて、民間企業で
は取り組むことが困難な不確実性というリスクにも向き合った研究開発を推進し、革新的な新技術
やシーズを育成するとともに、企業における創薬につなげていくことが必要である。
<有効性> ほとんどの技術領域から研究開発課題2課題以上の企業導出が達成され、特許出願と
論文発表の両立に配慮しつつ研究成果の価値を高めることができた。また、令和3年度から、要素
技術開発に一定の目途が立った研究開発課題について、当該要素技術を用いて、薬効・安全性等の
非臨床試験等を進める取組が開始されているなど、企業導出に向けた研究を加速している。
<効率性> PS/PO のリーダーシップの下、支援班によるマイルストーン管理や知財戦略及び導出
戦略の策定支援や事業内外連携が実施された。各研究開発課題におけるマイルストーンは、ほとん
どの研究開発課題で達成しており、当初計画よりも進んでいる研究開発課題もあった。
4. 予算(執行額)の変遷
年度
R1
R2
R3
R4
(初年度)
R5
総額
(R6 年 1 月 (R6 年1月
末時点)
末時点)
当初予算
1,261 百万
1,261 百万
1,316 百万
1,466 百万
1,466 百万
6,770 百万
補正予算
-
-
-
-
-
-
調整費
-
151 百万
360 百万
177 百万
234 百万
922 百万
執行額
1,261 百万
1,412 百万
1,676 百万
1,643 百万
1,700 百万
7,692 百万
5. 課題実施機関・体制
次頁以降参照
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1. 課題実施期間及び評価実施時期
令和元年度~令和5年度。中間評価 令和4年3月、事後評価 令和6年3月
2. 研究開発目的・概要
世界最先端医療のひとつであり、世界市場が約 2301 億ドルに達するバイオ医薬品は、世界の医
薬品売上げ上位 100 品目のうち 45 品目を占めているが、そのうち日本発は2品目である(中尾朗
(2021)
「世界売上高上位医薬品の創出企業の国籍:2020 年の動向」図2・図6、
『政策研ニュース』
64、80-82 ページ。2021 IQVIA. IQVIA World Review Analyst, Data Period 2020 をもとに医薬産
業政策研究所が作成。
)
。先端的医薬品等開発における我が国の国際競争力を確保するためには、ア
カデミアの優れた技術シーズを用いて革新的な基盤技術を開発し、企業における創薬につなげてい
くことが必要である。
サイエンスに立脚したバイオ創薬技術及び遺伝子治療に係る基盤技術開発や、
要素技術の組合せ、最適化による技術パッケージを確立し、企業導出を目指す。
3. 研究開発の必要性等(令和3年度実施の中間評価概要)
<必要性> 抗体医薬に代表されるバイオ医薬品が世界最先端の医療の一つとなっており、開発品
目も増加傾向にある。我が国の国際競争力を確保するためには、アカデミアにおいて、民間企業で
は取り組むことが困難な不確実性というリスクにも向き合った研究開発を推進し、革新的な新技術
やシーズを育成するとともに、企業における創薬につなげていくことが必要である。
<有効性> ほとんどの技術領域から研究開発課題2課題以上の企業導出が達成され、特許出願と
論文発表の両立に配慮しつつ研究成果の価値を高めることができた。また、令和3年度から、要素
技術開発に一定の目途が立った研究開発課題について、当該要素技術を用いて、薬効・安全性等の
非臨床試験等を進める取組が開始されているなど、企業導出に向けた研究を加速している。
<効率性> PS/PO のリーダーシップの下、支援班によるマイルストーン管理や知財戦略及び導出
戦略の策定支援や事業内外連携が実施された。各研究開発課題におけるマイルストーンは、ほとん
どの研究開発課題で達成しており、当初計画よりも進んでいる研究開発課題もあった。
4. 予算(執行額)の変遷
年度
R1
R2
R3
R4
(初年度)
R5
総額
(R6 年 1 月 (R6 年1月
末時点)
末時点)
当初予算
1,261 百万
1,261 百万
1,316 百万
1,466 百万
1,466 百万
6,770 百万
補正予算
-
-
-
-
-
-
調整費
-
151 百万
360 百万
177 百万
234 百万
922 百万
執行額
1,261 百万
1,412 百万
1,676 百万
1,643 百万
1,700 百万
7,692 百万
5. 課題実施機関・体制
次頁以降参照
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