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令和6年第3回経済財政諮問会議 資料5中長期的に持続可能な経済社会の検討に向けて②(内閣府) (15 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0402/shiryo_05.pdf
出典情報 経済財政諮問会議(令和6年第3回 4/2)《内閣府》
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令和6年第2回経済財政諮問会議
資料4より引用

⽣産性の向上

 我が国の⽣産性(TFP)上昇率は、すう勢的に低下してきた。この反転・上昇が持続的成⻑のカギ。
 全世代型リスキリングや雇⽤の正規化、研究開発投資促進等を、更なるDX、新技術の社会実装、フロン
ティア開拓により効果的に進め、絶え間なくイノベーションが⽣まれる経済を実現することが重要。

×
デフレ前の平均(1980年Ⅱ期〜99年Ⅰ⽉期)
過去40年間の平均(1980年Ⅱ期〜20年Ⅱ期)

1.0

0.5

⽣産性向上策(先⾏研究で効果が確認されるもの)

成⻑実現
ケース(1.4%)

項 ⽬



参考ケース(1.1%) 性


ベースライン
ケース(0.5%)

直近の景気循環の平均
(2012年Ⅳ期〜20年Ⅱ期)

0.0
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040(年度)

パートタイムの労働者⽐率が毎年 0.2%pt程度
(労働⽣産性)
0.5%pt低下

教育訓練
投資

企業による教育訓練投資(従業者 0.1%pt程度
当たりストック)が毎年5%上昇 (労働⽣産性)

研究開発
投資

研 究開 発投 資対 GD P⽐ 率が
0.5%pt上昇

0.2%pt程度
(TFP)

企業の新
陳代謝の
向上

企業の参⼊・退出等によるTFP
押上げ効果が、2010年代半ばと
⽐べて2倍となる場合

0.2%pt程度
(TFP)

⼥性の正規雇⽤⽐率の推移

企業の労働者⼀⼈当たり教育訓練費

研究開発投資(官⺠)対GDP⽐の推移

〜近年の上昇傾向をリスキリング、
多様な正規化等により更に後押し〜

〜⼀⼈当たり教育訓練費は近年減少、
⼈への投資を進めこれを反転させる必要〜

〜研究開発投資対GDP⽐は緩やかな
上昇傾向、官⺠連携で更に推進〜

(万円、年間)
3.0
1.5

46.8

1.6

1.4

1.8
1.3

1.2
0.8

1.0

(年)

2020

2011

2006

2002

1998

1995

1991

2020

2015

2010

2005

2000

1995

1990

(年)

(2020)
3.4

2.8

0.0

40

(2000)
2.9

3.3

2015

44.0

50

1.9

2010

(2019)

2.0

(2023)
3.6

(2010)
3.2

2005

(2023)

60

3.8 (%)

2000

70 (%)

1985

押上げ効果
(年率)

前 提 条 件

雇⽤の正
規化

2021

1.5

更なるDX、新技術の社会実装、
フロンティア開拓

2016

2.0

TFP上昇率の推移と中⻑期試算の前提

(%)

(年度)

(備考)1.左上図は、内閣府推計値。右上表の詳細は、内閣府「中⻑期の経済財政に関する試算」(2023年7⽉)を参照。
2.左下図は総務省「労働⼒調査」、中央下図は厚⽣労働省「就労条件総合調査」(パートタイム労働者を除く常⽤労働者が対象、家計消費デフレーターを⽤いて実質化している。)、
右下図は内閣府「国⺠経済計算」より作成。

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