【明確化】
供給停止・薬価削除プロセスの明確化（１／２） 製薬企業による事前調整
・薬価削除対象品目が近年増加していることを踏まえ、関係学会・製薬企業双方の負担軽減の観点から、供給停
止・薬価削除プロセスにおけるルールを明確化することにより、合理化を進めてはどうか。

①-1

代替企業

①-2

関係学会

①-1：製薬企業が対象品目の代替品の増産対応について、事前に代替企業の了承
を得る
＜代替品の考え方＞

製薬企業

供
給
停
止

• 必ずしも同一成分に限らず、臨床上の位置付けが同じ品目は代替品として取り
扱うことを可能とする
• 普通錠と口腔崩壊錠（OD錠）は代替可能な品目として取り扱う
＜代替企業の了承を得る方法＞
• シェア（同一成分・剤形・含量・効能内）の状況を説明し、代替企業より文書
での回答を受領する
①-2：製薬企業が対象品目の供給停止について、事前に関係学会の了承を得る
＜関係学会の考え方＞

• 別に掲げる学会※のうち、対象品目の使用が想定される学会
• 小児領域など、対象品目が臨床現場において保険適用外で使用されていること
を企業が把握している場合、その使用が想定される学会
※日本内科学会/日本小児科学会/日本感染症学会/日本消化器病学
会/日本循環器学会/日本精神神経学会/日本外科学会/日本整形外
科学会/日本産科婦人科学会/日本眼科学会/日本耳鼻咽喉科頭頸
部外科学会/日本皮膚科学会/日本泌尿器科学会/日本腎臓学会/日
本医学放射線学会/日本化学療法学会/日本麻酔科学会/日本脳神
経外科学会/日本形成外科学会/日本臨床検査医学会/日本消化器
内視鏡学会/日本胸部外科学会

• 以上の学会のほか、企業が把握している対象品目の使用が想定される学会
＜学会の了承を得る方法＞
• 代替品やシェア（同一成分・剤形・含量・効能内）の状況を説明し、学会より
文書での回答を受領する
• 学会における標準検討期間は３ヵ月とする

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