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【資料1ー7】個別医薬品に対する対応 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24780.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第6回 3/25)《厚生労働省》
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務 連 絡

令和3年8月 31 日
都道府県
各 保健所設置市

衛生主管部(局) 御中

特別区

厚生労働省医政局経済課

アルファカルシドール製剤が安定供給されるまでの
代替薬による治療が困難である患者への優先的な使用等の対応への協力について
(その2)
標記については、令和3年7月 19 日付けで協力依頼を行っているところですが、ア
ルファカルシドール製剤の製造販売業者である共和薬品工業株式会社から、当該製剤に
ついて医薬品製造販売承認事項一部変更承認を取得し、承認書と製造実態の齟齬が解消
したことから、まもなく出荷を再開することとなったとの報告がありました。
厚生労働省では、早期の安定供給再開に向けての対応を依頼しているところですが、
適応となるすべての疾患に対して十分な供給量を提供できるまではしばらく時間がか
かる見通しであり、また、同製品の同種同効製剤(エルデカルシトール製剤等)につい
ても供給が不安定となっていることから、引き続き、限られた医療資源を治療が必要な
患者に優先的に届けることを考慮し、アルファカルシドール製剤が安定供給されるまで
の当分の間、代替薬による治療が困難である副甲状腺機能低下症や腎不全に伴う続発性
副甲状腺機能亢進症、くる病・骨軟化症の患者に優先的に供給するため、下記について
貴管下関係医療機関等及び医薬品卸売販売業者等へ周知いただきますようお願いしま
す。
なお、別添のとおり、本日付けで日本骨代謝学会、日本内分泌外科学会、日本小児内
分泌学会、日本内分泌学会からステートメント(第2報)が出されていることを申し添
えます。

アルファカルシドール製剤が適応となるすべての疾患に対して十分な供給量が供給
されるまでの今しばらくの間は、代替薬による治療が困難である患者(副甲状腺機能
低下症や腎不全に伴う続発性副甲状腺機能亢進症、くる病・骨軟化症の患者)への優
先的な使用を考慮し、骨粗鬆症治療へのアルファカルシドール製剤等の使用に当たっ
ては、引き続き、例えば、以下の対応をお願いします。

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