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資料2-34       ワクチン接種後の死亡報告一覧[1.4MB] (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン(MSD X010825)
(3) 接種時までの治療等の状況
在胎週数は37週で出生体重は2461 gであり、一絨毛膜二羊膜双胎であった。出
生前及び出生時の異常は認められなかった。発育及び発達の異常は認められず、
1カ月児健診においても問題は認められなかった。基礎疾患、既往歴、アレルギ
ー歴、副作用歴、家族歴及びワクチン接種歴はなかった。無呼吸及びチアノーゼ
発作の既往もなかった。定頸は未完了であった。普段の就寝時の着衣は普通で、
体位は仰臥位であった。栄養方法は混合栄養であった。双胎同胞の乳幼児突然死
症候群(SIDS)またはSIDS疑い及び原因不明の乳幼児突発性危急事態は認めら
れなかった。
2.

ワクチン接種との因果関係についての報告医等の意見

嘔吐痕と気管内挿管後の吸引物がミルク様であったことから、窒息の可能性
が考えられる。嘔吐に至った直接的な原因や前後関係ははっきりしない。ワクチ
ンとの関連性は不明であるが、完全に関連性を否定することは出来ない。
3.

専門家の評価

γ
ワクチン接種後30分以内に、死に至る体調不良が睡眠中に突然出現した。発
見時、嘔吐と鼻出血が認められたが、その原因や死亡におよぼした影響は不明で
ある。乳幼児突然死症候群の可能性も否定はできない。ワクチン接種との時間的
前後関係から、その関与を否定はできないが、原因として積極的に肯定する所見
も無い。

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