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資料4 髙田構成員提出資料 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41718.html
出典情報 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第2回 8/1)《厚生労働省》
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安全なお産を支える仕組みと
ガイドライン等
⚫ 出産の現場における助産所の使命は、低リスク妊産婦を
安全に管理し、女性が満足できる出産をサポートする
ことである。
⚫ 分娩を取り扱う助産所では、医療法第19条により「嘱託
する医師及び病院又は診療所を定めておかなければならな
い」と規定されており、妊娠・分娩が正常な経過から逸脱
した場合に備えた嘱託医・嘱託医療機関との連携体制
を整えている。
⚫ 助産ケアの提供においては、関連団体と協働で当会が策定した「助産業務ガイドライン」
および「産婦人科診療ガイドライン 産科編 2023」(日本産婦人科医会,2023)を遵守し、業務
を行っている。
⚫ 「助産業務ガイドライン」は関連学会・団体から出されているガイドラインなど、最新の
科学的知見などを取り入れながら改訂を重ねており、妊婦管理適応リストと正常分娩急
変時のガイドラインが含まれている。妊婦管理適応リストでは、「助産師が管理できる
対象者」、「連携する産婦人科医師と相談の上、協働管理すべき対象者」、「産婦人科医
師が管理すべき対象者」の3区分が示されている。本ガイドラインは、開業助産師の業務
指針であると同時に、嘱託医師・医療機関との連携指針ともなっている。
⚫ 上記のほか、助産師は新生児蘇生法(NCPR)や母体救命システム(J-MELSベー
シックコース)についても受講や修了を進め、周産期死亡率低減のための取り組みを続け
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ている。