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【資料3】救急救命士によるアナフィラキシーの病態等に関する判断の正確性を調査するための観察研究について (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41901.html
出典情報 救急医療の現場における医療関係職種の在り方 に関する検討会ワーキンググループ(第6回 7/29)《厚生労働省》
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救急救命士と医師の比較:エピペンの適応の判断①
①救急救命士が
アナフィラキシーと判断
(n = 442)

②救急救命士が
エピペン必要と判断
(n = 130)

④30分以内の
アドレナリン投与あり
(n = 94)

⑤30分以内の
アドレナリン投与なし
(n = 36)

③救急救命士が
エピペン不要と判断
(n = 312)

⑥30分以内の
アドレナリン投与あり
(n = 92)

⑦30分以内の
アドレナリン投与なし
(n = 220)

救急救命士によるエピペン適応の判断基準

医師による
アドレナリン投与あり

医師による
アドレナリン投与なし



エピペンが必要と
救急救命士が判断

A(真陽性)
94例

B(偽陽性)
36例

130

エピペンは不要と
救急救命士が判断

C(偽陰性)
92例

D(真陰性)
220例

312



186

256

442

感度:A/(A+C)=94/186=50.5%
特異度:D/(B+D)=220/256=85.9%
陽性的中率:A/(A+B)=94/130=72.3%
陰性的中率:D/(C+D)=220/312=70.5%
陽性尤度比=感度/(1-特異度)=0.51/(1-0.86)=3.64

重度の呼吸・循環・意識障害
呼吸

□SpO2値90%以下 □吸気性喘鳴

循環

□収縮期血圧90mmHg未満
□平常時の70%未満
□橈骨動脈等で脈拍を微弱にしか触知できないなど血圧が
著しく低下している可能性が高い

意識

□JCS10以上

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