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3 独立行政法人の目標の策定に関する指針 (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》
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の動きをアト秒で観察する超高速・精密計測技術や、生体組織の深部を生きたままリ
アルタイムで観察する超解像イメージング・モニタリング技術の開発並びに集積回路
の故障診断や異物検査等多様な産業利用が期待されているテラヘルツ光を実用化す
るために、装置小型化等を目指した発生・制御技術の高度化に関する研究を、大学や
研究機関と連携して行う。
※ 困難度が高いとする例としては次のようなものが考えられる。
【困難度:高】超高速・精密計測技術や超解像イメージング・モニタリング技術の開
発、テラヘルツ光を実用化のための装置小型化等を目指した発生・制御技
術の高度化に関する研究は、技術的にも○○や○○という困難を伴い、ま
た、本法人に係る現状分析においても、○○の観点からも○○という困難
な面があり、これまで世界でも実現がなされなかったものであるため。
《目指すべき方向性型の目標(例)》
・ 世界最高水準の成果創出に向けて、併設するSPring-8とSACLAの連携
に加え、スーパーコンピュータ「京」や他の光科学技術・量子ビーム関連施設や大学、
研究機関等との有機的な連携のもとに推進するとともに、これらの取組を通じ、放射
光科学研究に資する人材育成を推進することで、世界最先端の研究開発拠点として更
なる発展を図る。
《重要研究開発実施型の目標(例)》
・ 社会インフラの老朽化、厳しい財政状況等を踏まえ、社会インフラの効率的な維持
管理に必要な研究開発を行う。また、材料技術等の進展を踏まえ、社会資本の本来の
機能を増進するとともに、社会的最適化、長寿命化を推進するために必要な研究開発
を行う。
・ 材料、部材及び構造物における損傷、劣化現象等の安全性及び信頼性の評価にかか
わる計測技術の研究開発を行うとともに、産業界に提供する。特に、有機、生体関連
ナノ物質の状態計測技術、ナノ材料プロセスにおける構造と機能計測及び総合解析技
術の開発を行う。
(注)記載例の詳細は、
「諮問第2号「研究開発の事務及び事業に関する事項に係る評価等の指針の
案の作成について」に対する答申」
(平成 26 年7月 17 日総合科学技術・イノベーション会議決
定)の別添1「国立研究開発法人の中長期目標(例)」を参照。
なお、目標に応じて設定する評価軸の具体例については、同答申の別添2「国立研究開発法人
の評価軸(例)
」を参照。

(2)各法人共通の視点
① 目標策定時点において最終的に達成すべき目標の具体的な内容とその水準、達成す
べき時期を予め明らかにすることが必ずしも適切ではない又は明らかにできない目
標に係る視点
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