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人材開発統括官 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokan/03.html
出典情報 令和7年度厚生労働省各部局の概算要求
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人材開発統括官若年者・キャリア形成支援担当参事官室(5302・5695)

中高年世代活躍応援プロジェクト

労働特会

5.6億円( 5.1億円)※()内は前年度当初予算額

令和7年度概算要求額

労災

雇用

徴収

子子特会 一般
育休 会計



1 事業の目的


就職氷河期世代を含む中高年世代には、非正規雇用期間が長く、正規雇用に比べて能力開発機会が乏しいため、処遇面も含めて現在
も厳しい状況にあり、自己評価が低い傾向があるほか、就労・正社員化に向けた具体的な行動を起こせず諦めている方々が一定数存在。
〇 このため、本プロジェクトにより、地方自治体・国と民間団体が一体となり、中高年世代の方々の安定就労の実現を支援。
〇 具体的には、
・労働局、地方自治体、労働・経済の地元団体、訓練機関等支援機関をメンバーとする協議会が、人手不足分野や地元企業への就職
の推進等、地域の実情・課題も踏まえた支援の方向性を取りまとめ、その具体化と実施を民間企業に委託。
・委託を受けた民間企業は、民間企業ならではのノウハウを活かして支援事業のメニューを作成し、展開。
・また、この取組みの成果を高めるため、社会参加から就職後の職場定着までの多岐にわたる支援をワンストップで本人や家族に届
けるための広報事業を国が実施。

2 事業の概要・スキーム、実施主体等
安定就労

周知広報事業
実施主体:民間企業

➢不安定な就労や無業を繰り返す中高年世代求職者
に対する個別定着支援の実施

・チャットボットも含めたポータ
ルサイトの運営
・インターネット/SNS広告

中高年世代活躍応援プロジェクト

・ポスター・リーフレット 等

実施主体:民間企業(委託)



委託

○個々人の状況に応じた就労相談
厚生労働省
労働局

• 自治体が実施する就労支援事業等への送り出し
• 就職ニーズの把握、ハローワーク等への誘導

委託

○地域の実情・課題に即した各種イベントの実施

都道府県協議会
協議会における
意見交換

連携
訓練機関等
支援機関

自治体

労働・経済団体

(調査研究※を踏まえたモデル的メニュー
の検討・実施)【拡充】

• 都道府県協議会の方向性を踏まえた、支援メニューの設定
• 人手不足分野や地元企業への就職の推進等、地域の実
情・課題に即した中高年世代向け企業説明会・就職面接
会の実施
• 能力開発施設や各種支援機関、中高年世代積極採用企業
等への見学ツアーの実施等

事業実績

➢中高年世代積極採用企業に対する雇用管理セミ
ナー、定着支援セミナーの実施
➢夜間・土日などの柔軟な訓練期間を設定する等、
在職中の非正規労働者でも受講しやすい訓練メ
ニューの紹介、見学会の開催
➢転職・再就職・復職に際して切れ間なく働き続け
るための学びなおしの機会と方法に関するワーク
ショップの開催
➢オンラインサロン等の仕組みを活用した、当事者
同士の交流のための場の提供
➢同世代の成功体験を共有できるような機会の提供
➢グループカウンセリングやグループでの共同作業
を通じた基礎的能力等の向上支援

※「就職氷河期世代のキャリアと意識」(2023年度JIL-PT調査研究)によ
れば、「定着支援」「職業訓練」「経験交流」の提供が有効であるとの政
策的示唆がなされている。

令和5年度 セミナー・就職面接会等実施回数 488回 ※
※「就職氷河期世代活躍支援都道府県プラットフォームを活用した支援事業」実績

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