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人材開発統括官 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokan/03.html
出典情報 令和7年度厚生労働省各部局の概算要求
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人材開発統括官若年者・キャリア形成支援担当参事官室
(内線5937)

若年無業者等に対する心理的相談の充実のための体制強化
令和7年度概算要求額

9.6億円(-)

※()内は前年度当初予算額
※地域若者サポートステーション事業の概算要求額の内数

労働特会
労災

1 事業の目的


雇用

子子特会 一般
徴収
育休 会計

1/2

1/2

就労に困難を抱える若年無業者等の就労支援を行う地域若者サポートステーション(以下「サポステ」)の支援対象者には、
多くのひきこもり経験者が含まれており、こうした方の就労支援には心理的なケアを併せて行うことが有効。



経済財政運営と改革の基本方針(令和6年6月21日閣議決定)においても、「地域若者サポートステーションの就労支援体制
の強化などひきこもり支援を着実に推進する。」とされていることを踏まえ、各サポステに公認心理師等のメンタルヘルスの専
門知識を有する相談員を配置するなどにより、相談支援の質の向上を図ることを目的とする。

2 事業の概要等
○各サポステに専門の相談員を配置(145箇所(本所)×1名)すること
等により、幅広い層への相談支援への対応を図るとともに、現利用者に
ついて専門機関へのリファーや併用を考えた上での対応や、福祉事務所
や保健所からのリファーによる利用者への対応等、就労支援を行うため
の総合的な相談支援を行う体制を強化する。

○ひきこもり経験者には、過去のトラウマ(人間関
係のトラブル等)により、心の不調がある方や自信
を喪失している方等が多い。また、近年は発達障害
が疑われる方からの相談が増加しているため、こう
した現状に対応する必要がある。

<サポステ利用者の声>※HP掲載情報より一部加工

他機関からの
リファー
就職等

メンタルヘルス相談員(仮称)

相談
支援対象者

• 心理相談の実施
• キャリアコンサルタ
ントが作成する就職
へ向けた支援計画へ
の意見

他機関への
リファー

親のすすめを機にサポステに登録。なりたい自分に近づくための方法を相談しました。そのとき、
「一見関係ないように思えることも経験することで、徐々に夢に近づいていく方法もある」とアドバ
イスされ、どんなことでも挑戦してみようと、柔軟な気持ちになれました。【よこはま若者サポート
ステーション卒業生】
最初の相談で、自分が思っていることをスタッフの方に素直に話せたことで、とても心強く感じた
のを覚えています。サポステはきっかけを与えてくれる場所。実際に社会へ出てみたら、「そん
なに気張らなくて大丈夫なんだ」と気づくことばかりです。今何をしようか悩んでいる人は、一度
訪れてみてください。【かしわ地域若者サポートステーション卒業生】
心身のバランスを崩し、10年以上家に引きこもっていましたが、働きたいという気持ちはずっと
ありました。『未経験の職種だが、コツコツ一生懸命取り組ことができる仕事があなたには向い
ているんじゃないか。』 と言われたことで、新しいことにチャレンジしてみようという気持ちになれ
ました。定期的に連絡をくれたのが一番嬉しくて、とても心強かったです。そのおかげで未経験
の職種での採用が決まり、現在、フルタイム勤務で頑張っているところです。【こうべ若者サ
ポートステーション卒業生】

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