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参考資料2-2 公的社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構作成資料2 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24914.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医学生共用試験部会(令和3年度第1回 3/30)《厚生労働省》
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OSCEの課題と学修・評価項目
-臨床実習開始前の「共用試験」;医学・歯学系大学教職員と学生のために-

共用試験OSCE課題
患者:佐藤

花子さん

–医療面接50歳

女性

佐藤さんは初めて外来を受診されました。
下記の項目(●)の医療面接を行って
ください。
制限時間は10分間です。






導入:オープニング
良好なコミュニケーション
医学的情報を聞く
心理・社会的情報を聞く
締めくくり

* 順序立った、流れに沿った円滑な医療面接を心が
けてください。
* 必要があればメモを取ってください。メモは、面
接終了後回収します。持ち出さないでください。
* 必要な場合は実技開始前に患者さんと自分の椅子
を適切な位置と向きに調整しても構いません。
試験開始の前のメモの使用は禁止します。

●学修・評価項目

-医療面接-

(1)診察時の配慮
 「Ⅰ.医療面接および身体診察、手技に関する共通
の学修・評価項目」を参照
(2)導入部分:オープニング
 適切な呼び入れをする。(失礼でない声かけ、明
瞭な発音、「次の方どうぞ」などではなく名前で
呼び入れる。
 患者さんが入室し易いように配慮する。(ドアを
あける、導く、荷物置場を示すなど)

・・・
(3)患者さんとの良好なコミュニケーション
 患者さんと適切なアイコンタクトを保つ。(質問
する時だけでなく、患者さんの話を聴くときにも
適切なアイコンタクトを保つ)

・・
(4)患者さん聞く(話を聞く):医療面接
 症状のある部位を聞く。
 症状の性状を聞く。(症状の性質、頻度、持続時
間など)

・・・
(5)患者さん聞く:心理・社会的情報
 患者さんの生活や仕事などの社会的状況を聞く
22

・・

厚生労働省医道審議会医師分科会医学生共用試験部会 –CATO–