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参考資料2-2 公的社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構作成資料2 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24914.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医学生共用試験部会(令和3年度第1回 3/30)《厚生労働省》
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厚生労働省医道審議会医師分科会医学生共用試験部会 –CATO–

OSCEの課題と学修・評価項目
-臨床実習開始前の「共用試験」;医学・歯学系大学教職員と学生のために-

●学修・評価項目
共用試験OSCE課題
患者:佐藤

太郎さん

–腹部診察50歳

男性

主訴は心窩部痛、タール便です。
下記の項目(●)の診察を仰臥位で行っ
てください。
制限時間は5分間です。

-医療面接-

(1)診察時の配慮
 「Ⅰ.医療面接および身体診察、手技に関する共通の
学修・評価項目」を参照
(2)医療安全
1)腹部全般
 腹部を露出させることを事前に説明し同意を得る。
 痛みのある領域の打診や叩打痛及び触診は適度に苦
痛を与えないように実施する。
2)*直腸診(臨床実習前にはシミュレータを用いて学習し、臨床
実習では指導医の指導のもとで行う)

直腸診の目的を患者さん医説明する。

・・・
(3)全般的注意事項
 ベッドに仰向けになってもらい、腹部を十分に露出
する。
 一般的には、患者さんの右側に立って右手で診察
することが推奨されている。
 可能な限り心窩部から恥丘、鼠蹊部までの範囲を
診察できるようにする。
 ・・・
 視診-聴診-打診-触診の順で診察を勧める

・・
(4)基本的診察法









腹部の視診
・・・・の聴診
・・・・の打診
・・・・の触診
・・・・の視診
・・・・の確認

* 視診は所見を評価者に述べながら行ってください。
* 視診以外は評価者に述べる必要はありません。

1)視診

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