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令和4年度 生活習慣関連疾患の動向に関する調査 (1 ページ)

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出典情報 令和4年度 生活習慣関連疾患の動向に関する調査(9/5)《健康保険組合連合会》
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令和4年度 生活習慣関連疾患の動向に関する調査
令和6年6月
健康保険組合連合会
政策部 調査分析グループ
本調査は、1,310 組合提供の診療報酬明細書(電子レセプト)データをもとに、令和
4年度の生活習慣関連 10 疾患の受診状況及び医療費の動向をとりまとめたものです。
【調査結果のポイント】
1.内分泌・栄養・代謝及び循環器系疾患の医療費の概況
(医療費及び構成割合)
○ 疾病医療費総額(3 兆 9,254 億円)に占める医療費の割合をみると、内分泌・栄
養・代謝が 9.2%(3,629 億円)、循環器が 8.9%(3,498 億円)となっている。
(対前年度比伸び率)
○ 内分泌・栄養・代謝は 3.2%の増加。入院:▲4.0%減少、入院外:3.5%増加。
○ 循環器は 2.1%の増加。入院:3.2%増加、入院外:1.3%増加した。
2.生活習慣関連 10 疾患の受診状況
(加入者 1,000 人当たり受診者数(年度平均))
○ 医科入院では、高血圧症が 0.54 人と最も多く、次いで、糖尿病:0.44 人、高脂
血症:0.31 人。
○ 医科入院外では、高脂血症:58.2 人と最も多く、次いで、高血圧症が 58.1 人、
糖尿病:41.8 人。
3.生活習慣関連 10 疾患の医療費の動向
(医療費及び構成割合)
○ 医科入院(8,904 億円)に占める 10 疾患医療費(514 億円)の割合は 5.8%。脳
血管障害が 2.3%(202 億円)と最も高く、次いで、虚血性心疾患:1.6%(146 億
円)、糖尿病:0.7%(60 億円)。
○ 医科入院外
(3 兆 350 億円)に占める 10 疾患医療費(4,082 億円)の割合は 13.5%。
糖尿病が 4.8%(1,461 億円)と最も高く、次いで、高血圧症:3.2%(961 億円)、
高脂血症:2.4%(716 億円)。
(加入者1人当たり医療費)
○ 医科入院では、脳血管障害が 747 円と最も高く、次いで、虚血性心疾患:539 円、
糖尿病:221 円。
○ 医科入院外では、糖尿病が 5,393 円と最も高く、次いで、高血圧症:3,546 円、高
脂血症:2,643 円。
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