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資料4-1 感染症定期報告感染症別文献一覧表[476KB] (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44308.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会(令和6年度第2回 10/24)《厚生労働省》
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ID

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感染症(PT)

出典

概要

鳥インフルエン


米国での乳牛のH5N1鳥インフルエンザ感染に係る追加情報。米国内9つの州の34の乳牛群でウシ
のA(H5N1)ウイルス感染を確認した。2024年4月1日にテキサス州の感染したと推定される乳牛に接
触したヒトでの感染が1例確認されている。乳牛での複数州にわたるHPAI A(H5N1)の発生は、2024
CDC ホームページ
年3月25日にUSDAによって初めて報告され、A(H5N1)ウイルスのウシでの検出は初めてであった。
https://www.cdc.gov/bi
USDAはウシ群間のウシの移動で感染が広がったと報告した。USDAは家畜の健康を守るために「家
rd畜におけるHPAIの検査と報告を求める連邦命令」を発出し、州間移動の前に、乳牛のインフルエン
flu/spotlights/avianザAウイルスの陰性検査を受けることを義務付け、監視を強化した。CDCは一般市民に対するA
situation-update.html
(H5N1)感染の現在のリスクは低いと考えているが、感染したトリ、ウシ、その他の動物、低温殺菌さ
れていない牛乳又はこれらで汚染された環境に近距離で、長時間又は無防備に曝露したヒトの感染
リスクは高いとしている。(2024年4月26日、CDC発表)

鳥インフルエン


CDCは、感染した乳牛に接触したヒトへのHPAI A(H5N1)ウイルスの感染について、臨床医、州保健
局及び公衆に通知するために、Health Alert Network Health Advisoryを発行している。
本症例は、3月27日、結膜炎を訴え、商用酪農場での勤務中、A型インフルエンザウイルス(H5N1)に
感染していると推定される乳牛(ウシ)への接触歴があったことが報告された。解析の結果、A型イン
フルエンザ(H5)ウイルス推定陽性と判断された。ウイルスのゲノム配列では、ヒト感染への増加に
関わる新たな変異は認められなかった。本症例は抗ウイルス治療(オセルタミビル)を受けた。本症
例は結膜炎以外の症状を認めず、入院せず軽快した。本症例の家族は、CDCの勧告に従って曝露
CDC ホームページ.
後予防のためにオセルタミビルを投与されたが、発症は確認されていない。本症例は米国内で確認
https://emergency.cdc.
された2例目のHPAI A(H5N1)ヒト感染例である。A(H5N1)が感染哺乳動物との接触からヒトに感染
gov/han/2024/han0050
したのは本症例が初めてと考えられている。A型インフルエンザウイルス感染は、ウシ種では稀であ
6.asp
るが、3月25日、USDAはテキサス州とカンザス州の4箇所の乳牛群において、乳牛と未殺菌乳の標
本からHPAI A(H5N1)ウイルスが初めて検出されたことを報告し、更に現在までに6州15農場からも
当該ウイルスが検出されたことを発表している。USDAはテキサス州で最近検出された米国の野鳥、
家禽、野生哺乳動物、ウシ由来のHPAI A(H5N1)ウイルスの遺伝子配列を公表しており、これらの
ウイルスは現在世界中のトリの間で循環する最も一般的なHPAI A(H5N1)ウイルスであった。CDC
もテキサス州の本症例から同定されたウイルスのゲノムを公表しており、遺伝子配列は、動物由来
のウイルスと比較して僅かな変化のみであった。

鳥インフルエン


CDC ホームページ.
https://www.cdc.gov/bi
rd-flu/spotlights/h5n1- 米国テキサス州でのHPAI A(H5N1)ウイルスの感染拡大に関連し、CDCは、H5N1ウイルスのゲノム
analysis解析結果を報告した。テキサス州の患者から検出されたウイルス株の遺伝子配列は、畜牛、野鳥、
texas.html?CDC_AA_ref 家禽で検出されたウイルス株と比較され、テキサス州の感染したウシから検出されたウイルス株と
Val=https%3A%2F%2Fw 近似しており、哺乳動物へ感染適応する変異は認めらないことが確認された。また抗ウイルス薬に
ww.cdc.gov%2Fflu%2Fav 対する耐性マーカーも検出されなかった。したがって、CDCは、一般人への感染リスクは現時点では
ianflu%2Fspotlights%2F2 低いと判断している。
023-2024%2Fh5n1analysis-texas.htm

鳥インフルエン


米国での乳牛からヒトへのH5N1鳥インフルエンザ感染の報告。ミシガン州にてヒトでの鳥インフルエ
CDC ホームページ.
ンザ(H5)感染1例が確認された。ノイラミニダーゼサブタイプは解析中である。4月1日に報告された
https://www.cdc.gov/ テキサス州での1例に続き2例目であった。本患者は、テキサス州の場合と同様に、乳牛でのH5N1
media/releases/2024/s 鳥インフルエンザ感染が確認された酪農場の労働者であった。患者は眼感染による眼症状が認めら
0522-human-caseれた。CDCは一般市民に対するH5N1鳥インフルエンザのヒトの健康に対するリスクは低いが、感染
h5.html
したトリや家畜を含む他の動物又は感染したトリや他の動物によって汚染された環境に近接又は長
期間、無防備に曝露した人の感染リスクは高いとしている。(2024年5月22日、CDC発表)

鳥インフルエン


米国テキサス州におけるHPAI A(H5N1)ウイルスによるヒト感染(更新情報):
CDC ホームページ.
2024年4月1日、テキサス州はCDCによる確認後、HPAI A(H5N1)ウイルス(H5N1鳥インフルエンザ)
https://www.cdc.gov/n
へのヒト感染1例について報告した。本ウイルスがウシ1例から発見されたのはこれが初めてであり、
cird/whats当該ヒト症例は米国で報告されたH5N1鳥インフルエンザの2例目である。この新規症例は、米国の
new/human-infection複数の乳牛におけるH5N1鳥インフルエンザの複数の州の獣医学的アウトブレイクとも関連してい
H5N1-bird-flu.html
る。

鳥インフルエン


鳥インフルエンザの報告は、2013年~2022年にかけて世界的に増加している。CDCの新たな研究
は、動物における鳥インフルエンザのアウトブレイクの報告数とヒトへの感染が世界中で増加してい
CDCホームページ.
ることを示している。現在H5鳥インフルエンザのアウトブレイクは世界的に発生し、米国でも商業家
https://www.cdc.gov/fl 禽、裏庭の家禽及び野鳥の間で進行しており、一部の哺乳類でも散発的に発生しており、米国では
u/avianflu/spotlights/2 ヒト症例が1例報告され、その他の症例も国際的に報告されている。2013年1月から2022年6月まで
022-2023/avianに、世界中で21,000件以上の動物における鳥インフルエンザのアウトブレイクと2,000例以上のヒトへ
influenza-outbreaks- の鳥インフルエンザウイルスの感染において、34種の鳥インフルエンザウイルスのサブタイプの報告
increased-globally.htm があった。HPAI H5ウイルスの4つのサブタイプ(H5N1、H5N8、H5N2、H5N6)が動物で報告されたア
ウトブレイクの約90%を占めていた。2023年8月9日時点で、米国では5,870万例以上の家禽と7,100
例以上の野鳥が被害を受けている。

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