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(資料1)令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48003.html
出典情報 令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/27)《厚生労働省》
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(認知症との関係)
◯ 被虐待高齢者の「認知症の程度」と「虐待種別」の関係をみると、被虐待高齢者に重
度の認知症がある場合には「介護等放棄」
「経済的虐待」を受ける割合が高い。一方で
「身体的虐待」「心理的虐待」では逆の傾向がみられた。図 16【39P】
図16

(%)

被虐待高齢者の認知症の程度と虐待種別の関係

100

80

介護保険未申請・申請中・自立
(n=4,899)
要介護認定済み/認知症なし・自立度Ⅰ
(n=3,069)

68.866.2
64.5
61.6

認知症自立度Ⅱ
(n=4,602)

60
47.9
43.2
37.0

40
27.6
20.6
13.7 14.8

20

認知症自立度Ⅲ以上
(n=4,162)

27.5

13.4 15.4

16.4 17.5

0.6 0.5 0.2 0.2
0

身体的虐待

介護等放棄

心理的虐待

性的虐待

経済的虐待

※介護保険申請状況、認知症の有無・程度が不明のケースを除く。虐待種別は複数回答形式で集計。

◯ 被虐待高齢者の「認知症の程度」と「虐待の程度(深刻度)」の関係をみると、全体
に比して、
「介護保険未申請・申請中・自立」では「1(軽度)」及び「4(最重度)」の
割合が高く、「認知症自立度Ⅲ以上」では「3(重度)」の割合が高い。図 17【39P】
図17

被虐待高齢者の認知症の程度と虐待の程度(深刻度)の関係

認知症自立度Ⅲ以上
(n=3,081)

37.6

認知症自立度Ⅱ
(n=3,407)

40.4

40.2

15.1

4.2

要介護認定済み/認知症なし・
自立度Ⅰ(n=2,186)

41.2

38.6

13.8

6.4

介護保険未申請・申請中・自立
(n=3,481)

42.0
0%

38.4

33.4

20%

1(軽度)

17.9

40%

2(中度)

16.5

60%

3(重度)

80%

6.1

8.1
100%

4(最重度)

※虐待の程度(深刻度)に回答があったもののうち、介護保険申請状況、認知症の有無・程度が不明のケースを除く。

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