よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(資料1)令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48003.html
出典情報 令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

図4

(%)
80

虐待の種別の割合
R03 (n=1,366)

57.6

60

51.5

R04 (n=1,406)

R05 (n=2,335)

51.3
38.1

40
24.3 22.5

25.6

33.0
24.3

23.9 23.2 22.3

18.2

20
4.0 3.9

3.5 3.5 2.7
0

身体的虐待

(うち身体的拘束等)

介護等放棄

心理的虐待

性的虐待

経済的虐待

※各年度において個人が特定できた被虐待者の総数に対する集計(複数回答)。

図5
R05 (n=1,398)

虐待の程度(深刻度)の割合

32.8

59.7

R04 (n=786)

48.7

R03 (n=770)

42.2

52.3

0%

20%

1(軽度)

2(中度)

31.9
40%

3(重度)

4.8

2.7

7.5

1.5

13.5

60%

80%

2.2
100%

4(最重度)

※各年度において個人が特定できた被虐待者の総数のうち、虐待の程度(深刻度)に回答があったものに対する集計。

(7)被虐待高齢者の状況
◯ 被虐待高齢 2,335 人のうち、
「女性」が 1,673 人(71.6%)を占め、年齢は 90~94 歳
が 512 人(21.9%)、85~89 歳が 497 人(21.3%)、であった。また、要介護度 3 以上
の者が 1,628 人(69.7%)、認知症高齢者の日常生活自立度Ⅱ以上の者が 1,705 人(被
虐待高齢者全体の 73.0%、「認知症の有無が不明」を除いた場合 92.2%)、障害高齢者
の日常生活自立度(寝たきり度)A以上の者が 1,292 人(55.3%)であった。
【8~10P】
(認知症との関係)


入所系施設における被虐待高齢者の「認知症の程度」と「虐待種別」の関係をみる
と、被虐待高齢者の認知症日常生活自立度「Ⅳ/M」の場合、身体的虐待を受けている
割合が高く、心理的虐待を受けている割合が低い傾向がみられた。図 6【29P】
図6

(%)

入所系施設における被虐待高齢者の認知症の程度と虐待種別の関係

100

なし/自立/Ⅰ (n=126)
80

Ⅱ (n=380)
Ⅲ (n=594)

56.659.1

60

Ⅳ/M (n=320)

45.3
40

37.3
22.219.523.221.3

36.8
31.0
26.3

28.6

22.5
15.3 14.5

18.4

20

5.6 2.6

2.0 4.1

0

身体的虐待

介護等放棄

心理的虐待

性的虐待

経済的虐待

※「入所系施設」は介護保険施設、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、有料老人ホーム、軽費老人
ホーム、養護老人ホーム、老人短期入所施設をさす。虐待種別は複数回答形式で集計。認知症の有無・程度が不明のケースを除く。

4