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(資料1)令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48003.html
出典情報 令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/27)《厚生労働省》
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入所系施設における被虐待高齢者の「認知症の程度」と「虐待の程度(深刻度)」の
関係をみると、すべての区分で「2(中度)」が最も多くなっていた。図 7【29P】
図7 入所系施設における被虐待高齢者の認知症の程度と虐待の程度(深刻度)の関係
1.8

Ⅳ/M (n=228)

30.3

62.3

5.7
2.0

Ⅲ (n=354)

34.2

58.2

5.6
2.7

Ⅱ (n=225)

44.4

50.7

2.2
1.1

なし/自立/Ⅰ
(n=88)

38.6
0%

20%

1(軽度)

54.5
40%

60%

2(中度)

5.7
80%

3(重度)

100%

4(最重度)

※「入所系施設」は介護保険施設、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、有料老人ホーム、軽費老人ホー
ム、養護老人ホーム、老人短期入所施設をさす。認知症の有無・程度が不明のケースを除く。

(要介護度との関係)


入所系施設における被虐待高齢者の「要介護度」と「虐待種別」の関係をみると、
「要
介護4」や「要介護5」では身体的虐待を受けている割合が高く、
「要介護2」や「要
介護3」では心理的虐待を受けている割合が高い傾向がみられた。また、
「自立/要支
援/要介護1」では経済的虐待を受けている割合が高い傾向がみられた。図 8【30P】
図8

(%)

入所系施設における被虐待高齢者の要介護度と虐待種別の関係

100

自立/要支援/要介護1 (n=243)
要介護3(n=504)
要介護5(n=407)

80
62.4
57.5
54.8

60

要介護2(n=194)
要介護4(n=617)
53.5

44.3
36.1
31.7

40
23.8
21.4
18.017.9
9.1

22.2
20

21.6 20.4

19.8

4.1

1.0

4.2 2.4 2.5

20.1
15.715.4
11.3

0

身体的虐待

介護等放棄

心理的虐待

性的虐待

経済的虐待

※「入所系施設」は介護保険施設、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、有料老人ホーム、軽
費老人ホーム、養護老人ホーム、老人短期入所施設をさす。虐待種別は複数回答形式で集計。要介護度が不明のケースを除く。

(日常生活自立度(寝たきり度)との関係)


入所系施設における被虐待高齢者の「日常生活自立度(寝たきり度)」と「虐待種別」
の関係をみると、日常生活自立度(寝たきり度)が「C」では介護等放棄を受けている
割合がもっとも高く、心理的虐待を受けている割合がもっとも低かった。図 9【30P】

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