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資料1-3:臨床研究中核病院連携協議会(千葉大学医学部附属病院) 花岡参考人 提出資料 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49984.html
出典情報 厚生科学審議会 臨床研究部会(第39回 1/29)《厚生労働省》
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臨床研究中核病院の承認要件見直しについて

論点3.特定領域に係る臨床研究中核病院の役割・機能はどうあ
るべきか。
〇研究促進策を担うハブとしての期待と不安・懸念
1. 感染症領域や循環器領域、小児領域などの特定領域の臨床研究の取り組みを促進するため
の方策を立案することが期待される。
2. 特定領域に係る臨床研究中核病院は、疾患領域あるいは疾患毎のネットワークを構築し、
迅速に臨床試験を実施するためのハブとなることが期待される。
3. 特定領域を専門とする医療・研究機関と連携を行いながら臨床研究の立案・実施の支援を
行う。疫学研究のデータベースを研究者に提供することが期待される。
4. ナショナル研究センターはすでに疾患別となっており、特定領域に係る臨床研究中核病院
のメリットはあまりないのではないか。
5. 疾患特異的な傾向が強い病院では多くの併存症をもつ患者への対応が難しく症例集積性に
ついては課題になることがある。
6. がん以外については、さまざまな要因で研究のバブとは必ずしもなっていない状況にあり、
特定領域に係る機関が日本を代表するハブとなるのは困難ではないか。

7. 医療法の中に位置づけられた特定機能病院の上位包括規格の臨床研究中核病院に一部の疾
患領域の臨床研究専念を認めるという発想がそもそも自己矛盾ではないか。
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