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【資料1-2】(2)福祉用具貸与価格の適正化に関する調査研究事業_結果概要(案) (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50970.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会 介護報酬改定検証・研究委員会(第30回 3/31)《厚生労働省》 |
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(2).福祉用具貸与価格の適正化に関する調査研究事業
② 貸与価格の上限設定の見直しへの影響 A. 介護保険総合データベースを用いた分析
【個別商品分析】
◯ 各貸与種目のうち、最も貸与件数の多かった1商品について、平成29年10月、平成30年10月、令和3年4月、令和4年4月、令和5
年4月、令和6年4月貸与分の貸与価格の分布状況及び、再度貸与価格の上限を設定した場合のシミュレーションを行った。
◯ 手すり商品Aでは、令和6年4月貸与分において、貸与価格の上限の価格帯に一定の貸与があることが確認できた。次回の価格の
上限をシミュレーションしたところ、16.7%が価格の上限を超える計算であり、財政的な影響としてはマイナス0.2%であった。
図表8 【介護DB分析】個別商品分析:手すり 商品A
【分析目的】
貸与件数の多い各商品について、各年の価格分布
の変化を示すとともに、現行ルールに従って次回上
限価格を設定した場合の、その上限を超える現行貸
与の割合と貸与金額総額の減少幅を推計する。
【概説】
各年度の価格分布を図の曲線で示している。
図の赤枠で囲われた次回価格上限を、R6/04の分布
に対して適応した場合、この上限より右側の貸与は
上限まで貸与価格が減少することになり、それによる
貸与額変化が下表の赤枠で示されている。
H29/10
H30/10
R3/04
R4/04
R5/04
R6/04
次回
平均値
3,195
3,008
2,966
2,963
2,964
2,929
2,922
標準偏差
1,194
517
399
399
392
351
351
価格の上限
3,350
3,270
上限を超える割合
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
16.7%
貸与金額総額
419,731,980
418,791,010
貸与金額変化率
-0.2%
貸与額の変化
-940,970円
【分析方法】
• 各貸与種目のうち最も貸与件数が多かった商品について、平成29年10月、平成30年10月、令和3年4月、令和4年4月、令和5年4月、令和6年4月貸与分の貸与全データを対象に分析。
• 分析対象レコード数 平成29年10月: 115,547件、平成30年10月: 125,700件、令和3年4月: 140,026件、令和4年4月: 143,163件、令和5年4月: 143,128件、令和6年4月: 143,307件
• 次回シミュレーションは、令和6年4月貸与分のデータを用いて、平均価格及び標準偏差を計算。平均価格+1標準偏差を次回の貸与価格の上限とし、上限を超える貸与をしている場合は、設定した貸
与価格の上限にまで価格を引き下げ、それ以外の貸与については価格が維持されるものとしてシミュレーションを行った。
※折れ線は平成29年10月貸与分の実績、平成30年10月貸与分の実績、令和3年4月貸与分の実績、令和4年4月貸与分の実績、令和5年4月実績分及び令和6年4月実績分から再度貸与価格を設定し
た場合のシミュレーションにおける、貸与価格別レコード数の割合を示している。図表のグラフ内の平均貸与及び貸与価格の上限の縦線の位置は参考情報としての掲載のため、正確な位置とは限らない。 7
② 貸与価格の上限設定の見直しへの影響 A. 介護保険総合データベースを用いた分析
【個別商品分析】
◯ 各貸与種目のうち、最も貸与件数の多かった1商品について、平成29年10月、平成30年10月、令和3年4月、令和4年4月、令和5
年4月、令和6年4月貸与分の貸与価格の分布状況及び、再度貸与価格の上限を設定した場合のシミュレーションを行った。
◯ 手すり商品Aでは、令和6年4月貸与分において、貸与価格の上限の価格帯に一定の貸与があることが確認できた。次回の価格の
上限をシミュレーションしたところ、16.7%が価格の上限を超える計算であり、財政的な影響としてはマイナス0.2%であった。
図表8 【介護DB分析】個別商品分析:手すり 商品A
【分析目的】
貸与件数の多い各商品について、各年の価格分布
の変化を示すとともに、現行ルールに従って次回上
限価格を設定した場合の、その上限を超える現行貸
与の割合と貸与金額総額の減少幅を推計する。
【概説】
各年度の価格分布を図の曲線で示している。
図の赤枠で囲われた次回価格上限を、R6/04の分布
に対して適応した場合、この上限より右側の貸与は
上限まで貸与価格が減少することになり、それによる
貸与額変化が下表の赤枠で示されている。
H29/10
H30/10
R3/04
R4/04
R5/04
R6/04
次回
平均値
3,195
3,008
2,966
2,963
2,964
2,929
2,922
標準偏差
1,194
517
399
399
392
351
351
価格の上限
3,350
3,270
上限を超える割合
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
16.7%
貸与金額総額
419,731,980
418,791,010
貸与金額変化率
-0.2%
貸与額の変化
-940,970円
【分析方法】
• 各貸与種目のうち最も貸与件数が多かった商品について、平成29年10月、平成30年10月、令和3年4月、令和4年4月、令和5年4月、令和6年4月貸与分の貸与全データを対象に分析。
• 分析対象レコード数 平成29年10月: 115,547件、平成30年10月: 125,700件、令和3年4月: 140,026件、令和4年4月: 143,163件、令和5年4月: 143,128件、令和6年4月: 143,307件
• 次回シミュレーションは、令和6年4月貸与分のデータを用いて、平均価格及び標準偏差を計算。平均価格+1標準偏差を次回の貸与価格の上限とし、上限を超える貸与をしている場合は、設定した貸
与価格の上限にまで価格を引き下げ、それ以外の貸与については価格が維持されるものとしてシミュレーションを行った。
※折れ線は平成29年10月貸与分の実績、平成30年10月貸与分の実績、令和3年4月貸与分の実績、令和4年4月貸与分の実績、令和5年4月実績分及び令和6年4月実績分から再度貸与価格を設定し
た場合のシミュレーションにおける、貸与価格別レコード数の割合を示している。図表のグラフ内の平均貸与及び貸与価格の上限の縦線の位置は参考情報としての掲載のため、正確な位置とは限らない。 7