よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1-3】(3)リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組に関する調査研究事業_結果概要(案) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50970.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会 介護報酬改定検証・研究委員会(第30回 3/31)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(3).リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組に関する調査研究事業
A. ヒアリング調査
○ ヒアリング調査は、アンケート調査の結果を踏まえて、一体的取組や口腔衛生の管理体制(運営基準)に関する効果や課題の詳細
を把握することを目的として実施した。
⚫ 一体的取組の実施
カテゴリー
取組開始の
経緯

実施体制の
構築

工夫

課題

主なヒアリング内容
令和6年介護報酬改定における加算創設を踏まえて、取組を開始した。(介護医療院)
介護報酬改定 ケアプラン作成への多職種の意見収集を重要と考え、令和3年介護報酬改定におけるLIFEの導入を踏まえて開始した。
(介護老人福祉施設)
リハビリ栄養口腔の情報を一元的に可視化することは望ましいと考え、取組を開始した。
必要性の認識
(介護医療院)
電子記録
(令和6年介護報酬改定により)電子記録システム上でのケアプラン策定前に、一体的計画書による情報統合が可能に
システムの変更 なった。(介護老人福祉施設)
ケアプランの目標設定から、各職種が共有した情報のケアプラン反映までの流れと目標の設定者を合わせて整理した。
取組の再整理 (介護老人福祉施設)
これまでの取組を整理し、計画書に落とし込んだ。(通所リハ)
カンファレンスの カンファレンスに各職種を同席するようにし、LIFEのデータ等を踏まえて議論するようにした。週1回関連職種が全て参加
拡充
するようにした。(介護医療院)
物品の購入
体組成計を購入し、筋肉量等も測定できるようにした。(通所リハ)
法人内に歯科医療機関を開設した。(介護老人保健施設)
専門職配置の
歯科衛生士を常駐するようにした。新たに管理栄養士を雇用した。(介護医療院)
ための整備
併設介護医療院に、管理栄養士の勤務時間を融通してもらっている。(通所リハ)
LIFEから一体的様式を出力し、利用者や家族への説明に利用している。(通所リハ)
LIFEの利用
LIFEのフィードバック情報をカンファレンス時に活用し、全国平均から自事業所の位置づけを把握し、ケアプランの参考
にしている。(介護老人保健施設)
対象者の選定 介護職員がスクリーニングし、必要な利用者を専門職に繋ぐようにしている。(通所リハ)
3月毎に目標を立て、目標に対するアプローチ方法を各専門職が検討し、実施事項を決めるようにしている。
共有情報の活用
(介護医療院)
利用者の状況によっては、食事状況観察や訪問歯科診療の際に他職種が同席するようにしている。
(介護医療院)
他職種への
理解の促進
各様式や入力項目の根拠となる情報指標について職員の認識を整理し、研修や個別フォローを実施した。
(介護老人保健施設)
一体的様式の 一体的様式の活用方法について、情報共有以外の更なる活用方法について検討が必要。
更なる活用
(介護老人保健施設)
介護職員の知識や意識の向上が必要である。各専門職の人材不足と専門職間の共通認識の不足している。
職員の確保育成
(介護医療院)
主治医の関与 特に栄養に関する医師の意見は重要であるが、主治医の意見が把握しにくい。(通所リハ)
事務作業
入力の負担が大きい。(介護老人保健施設)
10