資料1 外来機能報告等の施行に向けた検討について (70 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22449.html |
出典情報 | 第8次医療計画等に関する検討会 外来機能報告等に関するワーキンググループ(第5回 11/29)《厚生労働省》 |
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令和3年7月28日 外来機能
報告等に関するワーキング
グループ資料
○ 救急医療
・ 「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関」の明確化については、紹介患者への外来を基本とす
るという、当該医療機関の機能を地域の住民や医療関係者等が認識しやすくすること等により、患者がまずは地域の「かか
りつけ医機能を担う医療機関」を受診し、必要に応じて紹介を受けて当該医療機関を受診するとともに、状態が落ち着いた
ら逆紹介を受けて地域に戻るなど、患者の流れのさらなる円滑化を図るもの。
・ 他方、救急医療は、基本的に患者自身も受診可能性を予見できず、医療関係者も限られた情報しか得られない中で、緊急
性の高い傷病に対して医療提供を行うものであり、地域において、救急搬送も含め、初期・二次・三次の救急医療体制を整
備している。脳卒中、急性心筋梗塞等の患者は、基本的に、地域の「かかりつけ医機能を担う医療機関」からの紹介を経ず
に、二次・三次救急医療機関に搬送される。
・ 救急医療の実施状況については、地域の協議の場における外来機能の明確化・連携に向けた協議を進める観点から、外
来機能報告の報告項目とすることを検討してはどうか。
○ 診療情報提供料Ⅰを算定した30日以内に別の医療機関を受診した場合、当該「別の医療機関」の外来
・ 紹介患者の外来の受診には、専門的な医療機関への紹介のほか、紹介元医療機関の専門外の診療科の一般的な医療
機関への紹介も含まれるが、NDBによるさらなる抽出の基準の設定が困難である中で、「医療資源を重点的に活用する外
来を地域で基幹的に担う医療機関」(紹介患者への外来を基本とする医療機関)を明確化する観点から、まずは、紹介患者
の外来の受診は、「医療資源を重点的に活用する外来」を受診したものとし、引き続き改善を検討することが適当ではない
か。
○ 透析
・ 人工腎臓を算定した外来の受診については、基本的に医療機器・設備や人材等の医療資源の大きな活用を要するもので
あり、「医療資源を重点的に活用する外来」を受診したものとすることが適当ではないか。
○ 高額医薬品
・ 「医療資源を重点的に活用する外来」については、現在分析対象となっていない院外処方の取扱いをどうするかや高額な
医薬品の算定件数は少ないと考えられることなども踏まえ、まずは、基本的に医療機器・設備や人材等の医療資源の大き
な活用を要するものとして、高額医薬品は含めずに検討してはどうか。
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