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総-5 医療機関を取り巻く状況について (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57122.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第607回 4/23)《厚生労働省》
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現状②
(支出に影響を与える様々な費用の動向の分析)
• 病院における人件費について
• 病院の100床当たり常勤換算従業者数は、2017年と2023年を比較すると+8.0%(年平均で
1.3%)増加している。
• 医療関係職種の給与額はおおむね増加傾向にあり、2018年と比較した2024年時点の6年間の
増加率は、所定内給与額が+11.2%(年平均で1.9%)増加している。
• 従事者の年齢上昇による人件費の増加が生じており、看護師では6年間で0.8%、リハビリ系
職種では6年間で3.0%に相当する。また、看護職員に占める看護師比率の上昇による人件費
の増加が生じており、6年間で看護職員の人件費の1.1%に相当する。
• 薬剤費について
• 1施設当たりの薬剤費について、2019年度から2023年度にかけての変化を見ると、病院の場
合は院内分で+21.1%(院外分を含むと+15.2%)である。同様に診療所の場合は院内分で
▲12.3%(院外分を含むと▲3.1%)である。
• 建築費や新規の建築の状況について

• 病院・診療所の建築単価は増加傾向にある。
• 一方で、病院・診療所の新規に着工される建築物の数は減少傾向にある。中でも、病院に相
当すると考えられる鉄筋鉄骨コンクリート造や700㎡以上の中規模以上の建築物については、
その実数・割合とも減少傾向にある。

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