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資料5 デジタル行財政改革の更なる深化と加速について (3 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi10/gijishidai10.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第10回 4/22)《内閣官房》
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地域の移動需要への対応、自動運転の事業化加速
人口減・需要減の中で地域の移動需要にしっかり対応するため、地域における需給を複数の交通手段(バス、タクシー、自動運転を含む。)
を考慮してマッチングするための共通基盤の整備を推進するとともに、自動運転の事業化の加速を睨むモデルケースを全国10か所程度で構築。
現状の課題
○ 地域におけるモビリティサービスを効率化する必要

対応案

図1:路線バス・地域鉄道の利用者数※1

図2:乗合バスの運転者数※1

○ 米中と差が広がりつつある自動運転技術

 米国や中国では、レベル4のタクシーが事業化(国内は、技術実証段階)

○ 国内での自動運転はほとんどが実証運行にとどまる
○ 交通事故の多発

 23年には、2,288件の自動車関連交通死亡事故が発生
 自動運転の普及により約9割の死傷事故の削減が期待※2

※1 出典:「地域の公共交通リ・デザイン実現会議とりまとめ」より抜粋

・地域で最適な移動サービスを関係事業者とともに
設計し、必要となるシステムやアプリ等の整備 等
交通商社の普及に
向けた支援を実施

両者をつなぐ機能
交通商社

 地域におけるバス・タクシーの運行データや利用者ニーズ
を踏まえ、需給をマッチングする複数の交通手段で共通
利用する基盤・アプリの共同開発・導入に対する支援。

○ 自動運転の事業化加速に向けた先行的事業化地域の特定

 レベル4の自動運転バス・タクシーが(実証にとどまらず)地域で事業と
して継続可能なビジネスモデルを構築するため、運行形態、走行環境、
車両等を集約する先行的事業化地域を指定(10箇所程度)し、自
動運転の普及に向けて各府省庁の施策を集中

(普及すべき運行形態のイメージ)

L4無人配車タクシーサービス(アメリカ) L4無人配車タクシーサービス(中国)

 100超の地域で自動運転バス等の実証
 運転手を必要としない「レベル4」走行は8件
 コストが高い等、事業化に向けた課題が多い

(「交通商社」の役割)
・地域の移動需要を新たに創出しつつ適切に集約

需要側の課題

需給一体となった
サービスの効率性
の向上

○ 地域住民の移動需要に応える「交通商社」機能の確立
供給側の課題

 人口減・需要減少に伴う、需要の集約、供給リソースの効率的な運用、
交通の担い手確保(含 ドライバーレス)
 新たな移動需要の創出も視野に入れたまちづくり

円滑な交通を
妨げない自動運
転技術の普及

技術的課題を解決し、既存交通に
比肩する機能を発揮

オンデマンドによる自由な移動

※注 社会ルール面での環境整備と、所要の研究開発を継続
 事故発生時の対応・体制を整備、社会的責任ルールを明確化

※2 出典:先進安全自動車(ASV)推進計画 報告書(令和3年5月国土交通省自動車局先進安全自動車推進検討会)

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