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○先進医療技術の科学的評価等について参考資料4 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00016.html
出典情報 先進医療会議(第81回 7/7)《厚生労働省》
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Ⅲ-2 限局性肺癌(重粒子線治療)
①対象
③ 全生存率,無増悪生存率,局所制御率

② 照射方法
1)末梢型,1日1回 週4回照射法
・cT1-T2aN0,総線量54.0-64.0Gy (RBE)/4回、
または50.0Gy (RBE)/1回
64-72.0Gy (RBE)/12-16回
(線量制約で上記分割が困難な場合)
・cT2b-T3N0,総線量64.0-72.0Gy (RBE)/12-16回
2)中枢型
・気管支壁外腫瘤形成型,1日1回 週4回照射法,
総線量68.4Gy (RBE)/12回
④ 有害事象
Grade3以上の優雅事象なし

【参考となる標準治療の成績】
肺癌診療ガイドライン2018版より引用
・末梢型Ⅰ期肺癌の定位照射
Nagata Y. (2005) 3年生存率 ⅠA:83%,ⅠB:72%
Nagata Y. (2015) JCOG0403 3年生存率
手術可能例76.5%,手術不能例:59.9%
・粒子線治療多施設共同研究
Shioyama Y. (2016)Ⅰ期 重粒子線治療 3年生存率 81%
Ohnishi K. (2019) Ⅰ期 陽子線治療 3年生存率 79.5%
注:粒子線治療の全例登録(本報告)には,Ⅱ期以上の限 11
局性肺癌を含んでいるため,対象が異なる.

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