新型コロナウイルス感染症の重症患者に対して、ECMO 及び人工呼吸器を適切に
取り扱うことのできる医療従事者を養成するため、次の研修を実施する。
（ア）新型コロナ患者対応 ECMO 研修
（イ）新型コロナ患者対応人工呼吸器研修
エ 留意事項
（ア）研修内容の詳細については、別に定める。
（イ）
「新型コロナ患者対応 ECMO 研修」及び「新型コロナ患者対応人工呼吸器研修」
については、都道府県の実情を踏まえ、両方実施しても、いずれか一方の実施
としても差し支えない。
（ウ）新型コロナウイルスの感染状況等により集合型の研修が開催困難である場合
は、オンライン等による非集合型の研修としても差し支えない。
（エ）集合型の研修を行う際には、新型コロナウイルス感染の拡大防止対策を行う
こと。
（オ）非集合型の研修を行う際には、講師と受講者との間で質疑応答等のコミュニ
ケーションが可能な体制を確保すること。
（カ）いずれの研修を実施する際にも、必ず受講者の名簿管理を行うこと。各研修
終了後には、受講者の人数、職種について、厚生労働省に報告すること。
（21）新型コロナウイルスワクチン接種体制支援事業
ア 目的
新型コロナウイルスワクチンの効果的・効率的な接種を進める観点から、各都道
府県において接種会場を設置する、企業等において職域での接種を行うなどにより、
市区町村が実施主体であるワクチン接種の支援を行うことを目的とする。
イ 実施者
都道府県
ウ 内容
（ア）大規模接種会場の設置等
新型コロナウイルスワクチンの接種会場を設置、運営することにより、市区
町村が実施主体であるワクチン接種の支援を行う。
（イ）個別接種促進のための支援
新型コロナウイルスワクチンの個別接種に協力する医療機関に対し、以下の
取組への支援を行う。
① 診療所における取組
・ 週 100 回以上の接種を７月末まで、４月・５月、６月・７月、８月・９
月のそれぞれの期間中に４週間以上行った場合
・ 週 150 回以上の接種を７月末まで、４月・５月、６月・７月、８月・９
月のそれぞれの期間中に４週間以上行った場合
・ 50 回以上／日の接種を行った場合
② 病院における取組
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