入院・外来医療等の調査・評価分科会からの報告について_診-3参考 (39 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00024.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第212回 7/27)《厚生労働省》 |
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Ⅰ-3
医療機能や患者の状態に応じた入院医療の評価-㉗
DPC/PDPSの見直し
医療機関別係数の見直し
1.
2.
3.
基礎係数(医療機関群):現行の3つの医療機関群の設定方法と、4つの評価基準(DPC特定病院群)を維持する。
機能評価係数Ⅰ:従前の評価方法を維持する。
機能評価係数Ⅱ:従前の6つの評価項目を維持する。地域医療指数における体制評価指数は、医療計画に係る取組等を踏ま
え、以下のとおり見直す。
現行
【体制評価指数】
• がん、脳卒中、心血管疾患、精神疾患、災害、周産期、へき地、
救急、その他の9項目で評価
<災害>(新設)
<へき地>「へき地医療拠点病院の指定」又は「社会医療法人認可にお
けるへき地医療の要件を満たしていること」
<その他>新型インフルエンザ対策
4.
改定後
【体制評価指数】
• 従前の9項目に感染症を追加
<災害>BCPの策定(災害拠点病院以外)
<へき地>「へき地医療拠点病院の指定かつ主要3事業を年12回以
上」又は「社会医療法人認可におけるへき地医療の要件を満たしている
こと」
「へき地医療拠点病院の指定(主要3事業を年12回以上実施している場合を除く。)」
<感染症>新型インフルエンザ対策
新型コロナウイルス感染症対策(病床確保、GMIS)
激変緩和係数:診療報酬改定に伴う激変緩和に対応した、激変緩和係数を設定する(改定年度の1年間のみ)。
算定ルールの見直し
1.短期滞在手術等基本料3に該当する診断群分類等について、DPC/PDPSの点数設定方式Dにより設定する。
2.疾患の頻度が高く、医療内容の標準化が進んでいると考えられる疾患で、手術が定義されていない診断群分類について、医療資源投入
量の相違を踏まえ、他院からの転院の有無により評価を区別する。
3.入院初期の医療資源投入量が増加傾向であることを踏まえ、点数設定方式Aについて、入院初期をより重点的に評価する体系に見直す。
退院患者調査の見直し
1.入院医療を担う医療機関の機能や役割を分析・評価するため、診療行為や薬材料等が包括されている外来診療に係る評価について、実
施された診療行為を外来EFファイルで提出することとする。
2.調査項目の見直し等の必要な措置を講ずる。
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