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【資料3】 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26881.html
出典情報 厚生科学審議会 会感染症部会(第63回 8/1)《厚生労働省》
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サル痘への具体的な対策
国内対応
サル痘対策として、以下を実施。
 国内対策:サーベイランス、検査・疫学調査、臨床対応体制等について、順次、事務連絡を発出(最新7/19)
• サル痘の疑い例の症例定義を定め、医師が疑い例を診察した場合には、保健所に相談するよう依頼(6/1)
• 疑い例の症例定義を改正し、渡航歴がなくても症状から医師が疑う場合は、疑い例として保健所に相談するよう依頼(7/6)
• 国立国際医療研究センター(NCGM)において臨床対応の指針を作成し公開(7/8)
• 国立感染症研究所にてリスク分析(「複数国で報告されているサル痘について(第2報)」)を実施(7/12)

 水際対策:検疫所で出入国者に対して、海外のサル痘の発生状況に関する情報提供及び注意喚起を実施(最新7/13)

 検査:国立感染症研究所での検査が可能。さらに、地方衛生研究所での検査を可能とするため、病原体検査マニュアルを作
成し(6/17)、検査試薬を配布(6/22)。各都道府県の少なくとも1カ所の地方衛生研究所で検査が可能(7/22現在)。
 ワクチン:


薬事承認:LC16ワクチンについて、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、サル痘予防の適応追加につき審
議し、承認を可とするとの結論(7/29)



臨床研究:

曝露後予防:国立国際医療研究センター(NCGM)において、患者の接触者に対し、 LC16ワクチンを投与する臨床
研究体制を構築(NCGM以外は巡回健診で対応)(6/15)
曝露前予防:NCGMの医療従事者を対象として、LC16ワクチンを接種する臨床研究を実施(6/30)。他の曝露リス
クの高い者のうち希望者に対する曝露前接種について検討中。
 治療薬:



臨床研究:NCGMにおいて、患者に対して、サル痘治療薬(Tecovirimat)を投与する臨床研究体制を構築(6/28)。
人口の多い大都市圏でNCGMや自治体との連携が円滑に行える医療機関について、研究参加施設としての追加を調整中。
大阪府、愛知県、沖縄県の医療機関において臨床研究体制を確立(7/21)

 情報提供:リーフレットや、厚生労働省、国立感染症研究所等のホームページを通じて、海外の発生状況、ウイルスの感染
力や病原性、感染予防策等に関して情報発信。
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