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参考資料 地域包括ケアシステムの更なる深化・推進(2) (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27771.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第97回 9/12)《厚生労働省》
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(参考)地域包括支援センターの業務実態②
センター職員全体の月あたり平均所定外労働時間

全体(n=3453)

9.4%

57.5%

4.7%
4.7%
0時間

1~20時間

21~40時間

81~100時間

101~120時間

無回答

7.0%

10.0%

41~60時間

2.3%
2.3%

7.4%

1.7%

61~80時間

負担超過(過負担)になっていると思う業務(複数回答)
負担超過(過負担)になっている業務の具体的な内容(自由記述)
□総合相談・権利擁護は、虐待や重層的な問題が多くなってきているため、数か月から数年
単位での支援が必要になってきている。
□総合相談が複雑、多様化になっており、すぐには解決できないケースが多い。長期化すること
が多い。虐待通報が全件になっているため、早急な対応が必要になっている。包括に言えば
何でも解決してくれると思っている関係者がいる。何でも屋になっている。
□高齢者の事に関して、どのような相談も一旦受け止める必要があり対応しなければいけない
事。また行政窓口に相談に行った方が包括に行って相談するようにと勧められ相談に来る
ケースもある。その場合、窓口で解決する場合もあるが包括で対応しなければいけない事。
□圏域内の高齢者数が12,000人に届きそうな中、月の新規相談件数(新規予防プラン数
は除く)が70件平均となっています。それを相談員5人で対応しつつ、ほかの事業も行うことが
かなり負担になってきています。
負担超過(過負担)になっている業務の具体的な内容(自由記述)
□予防プランは件数が多い。それで忙しくなると他の仕事を工夫したり創り出したりする気力が
殺がれる。認知症地域支援推進員業務は、各事業のノルマが設定されており、それをこなす
ことに意識が向きがち。
□介護予防ケアマネジメントの直プランの増加(委託したくても居宅介護支援事業所が受け
てくれない)。
□市全体のケアマネ不足により、ケアプラン作成の委託ができにくい。困難事例の増加。生活
支援体制整備事業は地域の理解を得て進めるのに時間がかかる。
□介護予防支援・ケアマネジメントプラン作成等の依頼が多く、他の業務に支障がある。委託
依頼も限りがあり、委託費用がもう少し上がれば引き受けてくれる事業者も増えて、業務負
担軽減できる。

(資料出所) 令和2年度老人保健健康増進等事業
「地域包括支援センターの効果的な運営に関する調査研究事業報告書」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社

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