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資料2-4 重篤副作用疾患別対応マニュアル 網膜・視路障害(案) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00004.html
出典情報 重篤副作用総合対策検討会(第14回 9/15)《厚生労働省》
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(5)医薬品ごとの特徴
・アドレナリン(エピネフリン)、ピロカルピン、ニプラジロール、ラタ
ノプロスト、チモロール、カルテオロール、オミデネパグイソプロピル、
タフルプロスト、トラボプロスト、ビマトプロストなどの点眼、イマチ
ニブ、ポナチニブ、オシメルチニブ、スニチニブ、タモキシフェン、パ
クリタキセル、ドセタキセル、フィンゴリモド、エルゴタミン、シポニ
モド、ベラグルセラーゼ アルファ、イメグリミン、ピオグリタゾン、
リバビリン、ペグインターフェロンα−2b:黄斑浮腫
・プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、パゾパニブ、ペミガチニブ:
網膜浮腫、漿液性網膜剥離
・ダラフェニブ、トラメチニブ、カルフィルゾミブ、ガンシクロビル、ホ
スカルネット、バルガンシクロビル:漿液性網膜剥離
・ワルファリン、インターフェロンα、ペグインターフェロンα、ボリコ
ナゾール:網膜出血
・クロルプロマジンなどのフェノチアジン系抗精神病薬:網膜色素沈着
・強心配糖体(ジゴキシンなど):網膜電図異常
・抗てんかん薬、ビガバトリン:視野異常、網膜電図異常
・ヒドロキシクロロキン:傍中心窩の菲薄化
・経口避妊薬、ノルゲストレル、エチニルエストラジオール、ラロキシフェ
ン:網膜血管閉塞
・シルデナフィル、ボリコナゾール:羞明や色覚異常
(6)副作用発現頻度
インターフェロンα使用による網膜症は 0.1~5%未満、ペグインター
フェロンα使用による網膜症は 1~5%未満との報告が存在する。その他の
薬物については、頻度は不明のものが多い。
(7)自然発症の頻度
自然発症の頻度は明らかではない。

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