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【資料1】循環器病対策推進基本計画の見直しに係る学会、団体等からの書面ヒアリングの結果について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28143.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第9回 9/28)《厚生労働省》
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循環器病に係る指標の更新に関する主なご意見



○ 循環器病に係る指標のうち、回復期及び維持期(施設間連携)に関する指標の更新への主なご意
見及び提案された指標案を、以下に示す。
主なご意見
• 医療連携の指標(地域連携クリティカルパス利用件数等)、医療介護連携の指標(介護連携指導料・退院時共同指導料
等)、医療福祉連携の指標(脳卒中患者の障害者手帳診断書・高次脳機能障害診断書の提出数等)のほか、各連携機関間
の会合の開催頻度を指標として加えてはどうか。

• 急性期・回復期・慢性期および医療機関と介護関連施設が共通言語で情報共有できるよう、ICFに準拠した生活機能評価
の記述方法の開発検討が必要ではないか。(参照:日本心不全学会ガイドライン委員会編集「高齢心不全患者の治療に関
するステートメント」)
• 心臓リハビリテーションでは脳血管疾患のリハビリテーションと異なり、高度急性期及び急性期から回復期及び慢性期ま
での連携が希薄である。「継続した必要な医療、介護及び福祉に係るサービスを提供することが必要」、というのであれ
ば、シームレスに連携する「地域連携加算」に結び付く、医療及び福祉に係るサービスの連携率を指標として加えてはど
うか。
• 医療及び福祉に係るサービスの提供体制の充実【慢性期・維持期、再発予防】において、「訪問歯科衛生指導を受ける患
者数」などが指標とされているが、循環器疾患の手術においても周術期口腔機能管理の重要性がさらに明らかにされるな
ど、有用性が示されている。そのため、個別施策例として示されている「医科歯科連携の推進」など、病院内での実施状
況や連携状況等を指標として加えてはどうか。

提案された指標案

• 地域連携クリティカルパス利用件数等、介護連携指導料・退院時共同指導料等、脳卒中患者の障害者手帳診断
書・高次脳機能障害診断書の提出数、各連携機関間の会合の開催頻度
• 国際生活機能分類(ICF)に準拠した生活機能評価できる指標(歩行等のADLに関する指標など)
• 医療及び福祉に係るサービスの連携率、医科歯科連携の指標

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