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資料1 医療圏、基準病床数、指標(総論)について(その2) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28398.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第15回 10/7)《厚生労働省》
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医療圏に関する論点
論点


二次医療圏を見直す基準については従来の通りとしつつ、地理的条件等から二次医療圏の見直しが
現実的でない場合もあることから、都道府県が医療計画を策定する際に、基準に該当する二次医療圏
を見直さない場合はその考え方を明記することも引き続き求めてはどうか。
また、5疾病・5事業及び在宅医療における圏域については、引き続き弾力的に設定することを可
能とし、その具体的な内容は、それぞれの検討の場で議論を行うこととしてはどうか。



人口100万人以上の大規模な二次医療圏については、二次医療圏としてよりも構想区域としての運
用に課題が生じている場合が多いが、その場合都道府県は協議の場を分割するなど、その運用を工夫
することとしつつ、必要に応じて二次医療圏も見直すこととしてはどうか。



隣接する都道府県の区域を含めた医療圏の設定については、現在も指針において設定が可能である
ことを明記しているが、実務上の課題から、実際にはそのような医療圏は設定はされていない。一方
で、医療提供体制の構築において隣接する都道府県と連携を取る場合もあり、その場合は具体的な内
容を医療計画へ記載するよう努めることとしてはどうか。



二次医療圏については、医師確保計画や外来医療計画等の基本的な区域単位となっており、また保
健所の所管区域や老人福祉圏域等とも関連性があることから、都道府県が医療計画を策定する際は医
療圏の設定について優先的に議論を行うとともに、その検討状況を先んじて国に報告するよう求め、
国としてもその報告に基づいた医師偏在指標の再算出等を追加で行うこととしてはどうか。



なお、中長期的には更なる人口動態の変化が予測されていることから、将来的な医療圏のあり方に
ついては第8次医療計画での取組を踏まえつつ引き続き検討を行うこととしてはどうか。
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