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参考資料2 がん対策推進基本計画(平成30年3月) (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28456.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会(第7回 10/11)《厚生労働省》
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る更なる研修の必要性が指摘されている。
がん患者にとって、同じような経験を持つ者による相談支援や情報提供及び
患者同士の体験共有ができる場の存在は重要であることから、都道府県等は、
ピア・サポート53研修を行い、ピア・サポーターを養成している。しかしながら、
平成 28(2016)年度に実施された「がん対策に関する行政評価・監視の結果報
告書(総務省)」によれば、調査対象となった 36 の拠点病院のうち、ピア・サ
ポーターの活動実績のある拠点病院の数は、26 施設にとどまっていた。

(取り組むべき施策)
患者が、治療の早期からがん相談支援センターの存在を認識し、必要に応じ
て確実に支援を受けられるようにするため、拠点病院等や小児がん拠点病院は、
がん相談支援センターの目的と利用方法を院内に周知すること、主治医等の医
療従事者が、診断早期に患者や家族へがん相談支援センターを説明することな
ど、院内のがん相談支援センターの利用を促進させるための方策を検討し、必
要に応じて、拠点病院等や小児がん拠点病院の整備指針に盛り込む。
拠点病院等は、がん相談支援センターの院内・院外への広報、都道府県がん
診療連携拠点病院連絡協議会情報提供・相談支援部会54等を通じて、ネットワー
クの形成や、相談者からのフィードバックを得るための取組を引き続き実施す
る。また、PDCAサイクル55により、相談支援の質の担保と格差の解消を図る。
国は、相談支援に携わる者の質を継続的に担保するための方策を検討し、必
要に応じて拠点病院等の整備指針に盛り込む。
ピア・サポートについては、国が作成した研修プログラムの活用状況に係る
実態調査を行う。ピア・サポートが普及しない原因を分析した上で、研修内容
の見直しや、ピア・サポートの普及を図る。
53

「ピア・サポート」とは、患者・経験者やその家族がピア(仲間)として体験を共有し、
共に考えることで、患者や家族等を支援すること。
54
「都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会情報提供・相談支援部会」とは、都道府県
がん診療連携拠点病院の機能強化や、都道府県がん診療連携拠点病院と都道府県内の地域
がん診療連携拠点病院や地域がん診療病院等との連携強化について協議するために設置さ
れた、都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会の下に設けられた4部会のうちの1つ。
55
「PDCA サイクル」とは、事業活動における生産管理や品質管理等の管理業務を円滑に進
める手法の1つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4段階を
繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
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