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参考資料11            ワクチンの副反応に対する考え方及び評価について(令和3年2月15日合同部会資料3) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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ワクチンの効果について
感染予防

発症予防

重症化予防

接種した人が感染しない

発症者が減少

重症患者が減少
(死亡・入院等)

○接種者と非接種者を比較する臨床
試験等で、両群の発症者の数を比
較することで、効果を測定できる。

○接種者と非接種者を比較する臨床
試験等で、両群の重症者の数を比
較することで、効果を測定できる。

○感染予防効果は実証しにくく、臨床試
験で確認することは稀。
○発症しない感染者が多数存在する新型
コロナでは、実証が難しい。

実証が難しい

集団免疫効果
接種していない人にも
波及する予防効果

臨床試験(治験)等で評価を行うことができる
○ 集団免疫効果は、「接種した人が増えると、接種していない人でも発症者が減少
する」ことで実証される。
○ 集団免疫効果がみられるのは、
・ワクチン自体に感染/発症予防効果がある。
・接種率が(基本再生産数に応じた閾値より)高い
・ヒトーヒト感染する感染症である。
等の条件が満たされたとき

大規模な接種後まで
分からない

○実際に接種者が増えた後、集団免疫効果が判明すれば、ワクチンにより感染させ
ない効果があったことが明らかになる。

例:インフルエンザワクチンでは、一定の発症予防効果(研究により20から60%)や、重症化を予防する効果が示さ
れているが、集団免疫効果はこれまで実証されていない。

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