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資料5 益山参考人提出資料 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32127.html
出典情報 医薬品の販売制度に関する検討会(第3回 4/10)《厚生労働省》
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一般用医薬品による救急搬送事例調査(藤田医科大学病院へのインタビュー調査)

予防策
過剰服用による危険性の高い医薬品の少包装化が必要であろう。
別の研究では、販売者がOTC医薬品の危険性について知る機会がないという回
答が8割にも達しており、一元的なデータ・情報を用いた販売者への情報提供が
重要である。また、学校薬剤師による教育の場での活用も期待される。
インターネットで購入できることは便利であり反対するものではないが、危険性の
高い医薬品については一定の規制を設けるべきである
未成年者にはかまってほしくて遊び半分で服用するケースもあり、店頭購入時の
薬剤師等による声掛けに予防効果が期待できるのではないか。
コロナ禍で薬物依存の問題が加速化し、ODの問題が深刻化している今の現状を踏まえて
・乱用のおそれのある医薬品、依存の可能性のある品目の再確認
・乱用のおそれのある品目や1箱で致死性の可能性のある品目については少包装化や販売規制の検討
・海外に比べて配合剤が多い
・コマーシャルベースの情報提供ではなく、適切なOTCとしてモノの情報提供、疾患情報及び受診勧奨の情報提供 等
により購入者が自分の症状に必要なOTCは何か、服用したOTCの安全性がわかる情報提供の構築もしくは専門家に
相談できるような環境整備が必要である

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