よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料5 益山参考人提出資料 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32127.html
出典情報 医薬品の販売制度に関する検討会(第3回 4/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

一般用医薬品販売における課題

大容量パッ
ケージ販売

薬局・ドラッ
グストア・イ
ンターネット
で無制限に
購入可能
1製品の配
合成分の多


(1箱で中毒・致死
量)

「濫用のおそ
れのある医薬
品」では規制
できない製品
(風邪薬など)

コロナ禍

ヘルスリ
テラシー
の低さ

外箱表示
商品イメージ
重視
(安全情報不十
分)

一般用医薬品
の過剰摂取や
若者の乱用

わが国におけるヘルスリテラシーの現状を包括的なヘルスリ
テラシーの評価尺度であるEuropean Health Literacy Survey
Questionnaire(HLS-EU-Q47)を用いて諸外国と比較した報告

購入者の
購入歴が
把握がで
きない(頻回・
大量購入)

・薬についている説明書を理解することは難しい(40.8%)
・処方された薬の服用方法について、医師や薬剤師の指示を
理解することは難しい(25.6%)
・メディアから得た健康リスクの情報が信頼できるかどうかを
判断することは難しい(64.2%)
・病気になった時、専門家(医師、薬剤師等)に相談できるとこ
ろを見つけることは難しい(63.4%)

➢日本人のヘルスリテラシーが諸外国と比較すると
非常に低いことが指摘されている
出典;近藤悠希「医薬品情報に関する患者のニーズとヘルスリテラシー」
薬学雑誌 141,387-391(2021)

26