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【参考資料2】令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回)資料 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33174.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第217回 5/24)《厚生労働省》 |
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○ 介護療養型医療施設からの移行が完了することも踏まえつつ、短期入所も
含め、今後想定される入所者や医療の進展を踏まえ、今後の介護医療院での
医療提供のあり方や、適切な評価について引き続き検討していく必要がある。
2)介護老人保健施設における医療提供機能について
○ 介護老人保健施設において提供可能な医療については、酸素療法(酸素吸
入)を行うことが可能な施設が約 66%、静脈内注射(点滴含む)が約 61%、喀
痰吸引(1 日 8 回以上)が約 50%であり、施設間で医療提供機能にばらつきが
見られている。
○ また、介護医療院同様、介護老人保健施設においても、医療機関への退所
者のうち肺炎や尿路感染症等による入院も一定の割合を占めていると報告
されており、施設ごとで対応可能な利用者の医療ニーズに差がある可能性が
ある。
○ さらに、介護老人保健施設については、医療機関への退所者のうち、約
21%が平日夜間又は土日に退所しているとの報告もあり、一般的に医師が不
在である夜間休日の、施設での医療対応能力の向上や協力医療機関との連携
体制の構築が求められる。
○ また、給付調整に関連して、介護老人保健施設の入所にあたり、服用して
いる医薬品が高額であるという理由で施設入所に至らないという事例も報
告されている。
3)特養における医療提供機能について
○ 特養において提供可能な医療については、酸素療法(酸素吸入)を行うこ
とが可能な施設が約 54%、静脈内注射(点滴含む)が約 32%、喀痰吸引(1 日 8
回以上)が約 24%である。
○退所者のうち 69.0%が死亡によるものであることや、83.0%の特養が施設
における看取りに対応していることから、「終の棲家」としての機能は一定
程度果たしているといえる。
○ そうした中、特養における配置医師が行う健康管理や療養上の指導は、介
護報酬において評価されているが、配置医師との契約形態等により、配置医
師が不在時において、急変時の対応が難しい状況が発生しうるという指摘も
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含め、今後想定される入所者や医療の進展を踏まえ、今後の介護医療院での
医療提供のあり方や、適切な評価について引き続き検討していく必要がある。
2)介護老人保健施設における医療提供機能について
○ 介護老人保健施設において提供可能な医療については、酸素療法(酸素吸
入)を行うことが可能な施設が約 66%、静脈内注射(点滴含む)が約 61%、喀
痰吸引(1 日 8 回以上)が約 50%であり、施設間で医療提供機能にばらつきが
見られている。
○ また、介護医療院同様、介護老人保健施設においても、医療機関への退所
者のうち肺炎や尿路感染症等による入院も一定の割合を占めていると報告
されており、施設ごとで対応可能な利用者の医療ニーズに差がある可能性が
ある。
○ さらに、介護老人保健施設については、医療機関への退所者のうち、約
21%が平日夜間又は土日に退所しているとの報告もあり、一般的に医師が不
在である夜間休日の、施設での医療対応能力の向上や協力医療機関との連携
体制の構築が求められる。
○ また、給付調整に関連して、介護老人保健施設の入所にあたり、服用して
いる医薬品が高額であるという理由で施設入所に至らないという事例も報
告されている。
3)特養における医療提供機能について
○ 特養において提供可能な医療については、酸素療法(酸素吸入)を行うこ
とが可能な施設が約 54%、静脈内注射(点滴含む)が約 32%、喀痰吸引(1 日 8
回以上)が約 24%である。
○退所者のうち 69.0%が死亡によるものであることや、83.0%の特養が施設
における看取りに対応していることから、「終の棲家」としての機能は一定
程度果たしているといえる。
○ そうした中、特養における配置医師が行う健康管理や療養上の指導は、介
護報酬において評価されているが、配置医師との契約形態等により、配置医
師が不在時において、急変時の対応が難しい状況が発生しうるという指摘も
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