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【参考資料2】令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回)資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33174.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第217回 5/24)《厚生労働省》
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○ 歯科医療については、入所者が歯科診療を必要とする場合、多くは医療保
険による訪問歯科診療により提供されている。また、施設内で口腔の管理等
を行う際も歯科医療機関との連携により行われるが、多くの介護保険施設が
協力歯科医療機関を定めている一方で協力歯科医療機関が実施している内
容は様々である。
※ 詳細は【テーマ2】リハビリテーション・口腔・栄養にて議論
(4)高齢者施設等における薬剤管理について[参考資料 p58~67]
○ 高齢者施設等の利用者においては、加齢による身体・認知機能等の低下と
多剤の服用が重なることにより、有害事象のリスク増加や服薬アドヒアラン
ス低下等につながる状態(いわゆる「ポリファーマシー」)に陥ることが懸
念されるため、薬剤管理の実施は薬物療法の適正化の観点から重要である。
〇 したがって、常勤の医師及び薬剤師の配置がある施設においては、施設で
の薬剤管理指導や減薬等に係るかかりつけ医との連携の取組について、令和
3年度介護報酬改定において介護老人保健施設に対する評価が新設された。
○ また、薬剤師の配置がない介護老人福祉施設等では、薬局等の薬剤師によ
る訪問薬剤管理指導が進められてきており、入所者の服用薬剤の種類数が多
い傾向にあるこれらの施設において、アドヒアランスや重複投薬の改善等を
通じたポリファーマシー対策だけでなく、施設職員の業務改善にも貢献して
いる。
(5)感染症対策について [参考資料 p68~83]
○ 今般のコロナ禍においては、高齢者施設・障害者施設等におけるクラスタ
ーの発生、病床ひっ迫等による施設内療養が多数生じ、高齢者施設・障害者
施設等での平時からの感染症の予防・まん延防止や感染症の治療が必要な入
居者への適切な対応が求められている中で、
① 高齢者施設、障害者施設等の平時からの感染症の予防及びまん延防止
のための取組の実施状況
② コロナ患者が発生した場合に、診療を行う協力医療機関(配置医師や
自施設医師を含む)の確保状況
について、施設間で差がみられ、対応困難な例も見られた。

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